コロナは5月22日、2021年秋に定期運行を終了した上越新幹線E4系「Maxとき」モデルの衣類乾燥除湿機「E453-112」を発売する。価格は66,000円、生産台数は「PP編成(16両)」時の座席数と同じ1,634台限定。直販サイト「コロナストア」と、JR東日本公式ショッピングモール「JREMALL」で販売する。

  • Maxときモデル「E453-112」

コロナは2022年10月に、鉄道好きな社員の発案による「SLばんえつ物語」モデルの対流形ポータブル石油ストーブ「SL型」を限定発売した。今回の上越新幹線E4系「Maxとき」をモデルとした衣類乾燥除湿機はこれに続くもの。

Maxときモデルの「E453-112」は、朱鷺色と青色の帯や、空を飛ぶ3羽のときをシールで貼り付け、Maxときの車体を再現した。また、本体上部のタッチパネルライトは、車両のカラーリングに合わせてほんのり朱鷺色としている。

  • 手作業で丁寧に貼り付けたという

操作音も限定仕様。操作部の運転ボタンを押すと、運転開始時は、実際に上越新幹線で使われていた音源を使用した発車ベルが流れ、運転停止時・タンク満水時には、上越新幹線の車内チャイムが内蔵スピーカーから流れる。なお、ボックスも車体を再現したイラストを描き、シリアルナンバーを刻んだ特別仕様だ。

本体は、コロナのフラッグシップ衣類除湿乾燥機「E453-112」がベース。メインとサブ、二つのルーバーで「広く浅い風」と「シャープで遠くまで届く風」の2種類を送る「速乾Wルーバー」により、約69分間で衣類を乾燥させられる(6畳/室温20度/湿度70%/洗濯物2kg相当)。

主な仕様は以下の通り。消費電力(50/60Hz)は除湿時295/345W、衣類乾燥時595/645W。運転音(50/60Hz)は除湿時が連続38/38dB、衣類乾燥時が標準45/45dB。運転モードは除湿(自動・連続)、サーキュレーター(強・弱・微)、衣類乾燥(集中速乾・標準・eco)、排水タンク容量は約5.5L。本体サイズはW378×D235×H657mm、重さは13.5kg。電源コード長は約2.0m。