OpenStreetと加和太建設は4月18日、神奈川県箱根町の芦ノ湖周辺でシェアサイクル「HELLO CYCLING」の実証実験を行うと発表した。箱根町や箱根町観光協会の協力のもと、4月28日から運用開始する。
OpenStreetはHELLO CYCLINGなどのモビリティシェアサービスを展開するソフトバンク系列の企業。競合他社のシェアサイクルと異なる点として、OpenStreetはあくまでプラットフォーム提供者であり、HELLO CYCLINGという共通プラットフォームの上で各地のパートナー企業がシェアサイクルを運営する構造となっている。今回の場合、加和太建設が「ハレノヒサイクル」という名称でHELLO CYCLINGのシステムを使ってサービスを提供する。
ステーション設置場所は芦ノ湖周辺の6カ所。同エリアを訪れる観光客に向け、車ではアクセスしづらかったスポットにも気軽に足を運べる新たな移動手段として提案する。二次交通の充実、脱炭素社会への貢献、観光消費の拡大といった効果を実証実験を通じて検証する。