工機ホールディングスは10月21日、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスで取り回しがしやすいコーキングガン「AC 18DA」を発売した。価格は26,840円。全国の電動工具取扱販売店などで販売する。専用の蓄電池と充電器は付属しない。
コーキングガンは、タイルのつなぎ目などに使用されているシーリング材を吐出する工具。外壁・窓枠の接合部防水や水回り・内装の仕上げ作業といった場面で役立つ。
今回発売する「AC 18DA」は、別売のマルチボルト蓄電池(BSL 36A18)で駆動し、コードレスで使えるコーキングガン。なお、同社が販売している従来の蓄電池(BSL 3620/3625/3626/3660)は使用できない。
シーリング材の押出し速度は、持ち手付近にあるダイヤルで6段階、トリガーで無段階に変えられるため、作業状況に適した速度で作業できる。
一般的なコーキングガンは、作業の合間などで床に置くと、シーリング材の先端が床に付着することがあるという。「AC 18DA」は本体上部の突起とラックハンドルにより、逆さ置きしてもノズル先端が浮いているため床を汚さない。このほか、手元のスイッチを放すとピストンが自動でバックする「後ダレ防止機構」により、シーリング材の液ダレを軽減する。
本体サイズはW482×D299×H82mm、重さは2.7kg。押出し速度は最大14mm/秒、最大押し出し力は3,000N。ストロークは216mm(付属の300mLホルダー使用時。別売の600mLホルダー・800mLホルダー使用時は340mm)。フックと保護メガネが付属する。