Appleは「iPadOS 16」を10月25日(日本時間)に提供開始すると発表。新しい10.9インチiPadや、Apple M2チップ搭載iPad Proの登場に合わせて明らかにした。
iPadOS 16では、iPadの画面を最大限に活用するデザインを採用した天気アプリが登場。また、共同作業の機能が多数導入され、たとえばiCloud共有写真ライブラリを使うと、最大6人の家族メンバーで写真をシームレスかつ自動的に共有可能。メッセージにも共有プロジェクトをすばやくシームレスに始めたり管理できる新機能が加わる。Safariには、ほかの人とウェブをブラウズするための共有タブグループが加わり、パスキーによってブラウズ体験の安全性も強化した。
さらにiPad Proシリーズでは、アプリケーションとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできるようにする、新しいマルチタスキング体験「ステージマネージャ」が利用可能に。2022年中に、ステージマネージャで最大6Kの解像度を備えた外部ディスプレイをフルサポートし、iPad上に最大4つのアプリケーション、外部ディスプレイに最大4つのアプリケーションを表示しながら作業できるようになる。
iPadOS 16は、新しいiPad ProとiPadには出荷時から搭載。また、iPad(第5世代以降)と、iPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、すべてのiPad Proに対して無料のソフトウェアアップデートとして提供する。
