NTTドコモは9月20日、同社サービスの利用者に「+メッセージ」を利用しづらい事象が発生しているとアナウンスした。SMSは問題なく利用できるという。

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18時30分時点での情報によれば、この事象が発生したのは9月20日の15時33分ごろ。原因および復旧の見込みは確認中。NTTドコモとともに「+メッセージ」を提供しているKDDI/ソフトバンクからはとくに「+メッセージ」の利用に支障が出ているとのアナウンスはない。

「+メッセージ」は、NTTドコモ/KDDI/ソフトバンクが2018年5月から共同で展開しているメッセージサービス。GSMAで世界的に標準化されているRCSに準拠し、送受信相手のキャリアを意識することなく携帯電話番号だけでメッセージのやりとりができる。メッセージのやりとりについては日本国内ではLINEが広く普及しているが、サービスのID登録やログイン時などの本人確認が必要とされる場面ではSMSが使われており、「+メッセージ」はそういった場面でSMSを置き換えるサービスとなることが期待されている。2021年9月には三社のメインブランドだけでなくサブブランド/MVNOにも展開する方針が発表されており、2022年6月にLINEMOおよびソフトバンク回線のMVNOが対応したことで、三社のメインブランド/サブブランドとMVNOでは「+メッセージ」の対応を果たしている。