横浜市は9月20日、みなとみらい21地区における近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」シェアリングサービスの事業化に向け、WHILLを最大3時間まで貸し出す実証実験を発表した。みなとみらい21地区の5カ所で実施し、利用料金は無料。実施期間は令和5年3月15日まで。

  • WHILLシェアリングサービスの実証実験をみなとみらい21地区の5カ所で行う

WHILLは免許不要で歩道を安定して走行できる近距離モビリティ。シニアカーよりも手軽に乗れる設計を採用する。現在ラインナップは車椅子型の「Model C2」「Model F」と、スクーター型の「Model S」の3種。

横浜市では平成30年度からWHILLを活用し、シェアリングサービス事業化に向けて実証実験を続けてきた。ユニバーサルツーリズムの普及・促進により、超高齢社会に対応したまちづくりにつなげることをねらいとして、2022年も行う。

これまでは有人貸出ステーションのみだったが、今回から新しく無人貸出ステーションを3カ所増設した。貸し出すモデルはModel C2。サービス詳細はホームページを参照のこと。

シェアリングサービス 実証実験 概要

  • 実施期間:2022年9月16日~2023年3月15日(クイーンズスクエア横浜は9月27日から)
  • 有人貸出場所:桜木町駅観光案内所、caféアニミ
  • 無人貸出場所:横浜ワールドポーターズ、クイーンズスクエア横浜、横濱ゲートタワー
  • 実施時間:11:00~16:00(最終受付15:30)
  • 利用料金:無料(最大3時間利用可)
  • 利用方法:利用当日現地にて申込み