サムスン電子は、オンラインでGalaxy新製品発表会を開催。日本の国内市場に向けてGalaxyの第4世代フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」、およびスマートウオッチの「Galaxy Watch5 / 5 Pro」、完全ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds2 Pro」を発売すると予告しています。9月8日、早速Galaxy Harajuku(東京都渋谷区)にて、Galaxy Watch5の実機を触ってきました。
Galaxy Watch5は2サイズ展開。国内では温度センサー非対応
Galaxy Watch5は44mmと40mmの2サイズで展開します。44mmのカラバリは、グラファイト / サファイア / シルバーの3色で、重量は約28.7g。40mmのカラバリは、グラファイト / ピンクゴールド / シルバーの3色で、重量は約33.5gとなっています。
発売日は9月29日。すでに予約受付を開始しており、価格はAmazon.co.jpの場合で44mmモデルが48,800円。40mmモデルが44,200円です。
どちらもアーマーアルミニウム素材のボディを採用しており、さらには高級時計でも用いられるサファイアクリスタルディスプレイを搭載。重量が軽いのに耐久性が高く、傷にも強いのが特徴です。
Galaxy Watch5は体組成測定に対応しています。側面のボタンに指を15秒置くことで測定は完了。骨格筋、体脂肪量、BMI、体内水分量、基礎代謝などを測ることができます。ちなみにグローバル版の注目機能temperature sensor(温度センサー)は、国内版では非対応とのことでした。
さらには睡眠モニタリングで、睡眠時間、血中酸素レベル、いびきも測定できる仕様です。いびきを検出するには頭の近くにスマートフォンを置いた状態でGalaxy Watchを装着しながら寝る必要があるそう。これは一度、やってみたくなりますね。
ちなみにGalaxy Watch5は現行モデル(Galaxy Watch4)に比べて手首に直接触れる面積が増えたおかげで、さらに高い精度で健康指標を測定できるようになったとのことでした。
Galaxy Watch5のバッテリー容量は44mmが410mAh、40mmが284mAhと現行モデルより大きくなっています。また充電スピードが約30%も高速化しており、急速充電すれば約30分で最大45%の充電が行えるなど、利便性が向上しています。個人的には出かける前になって「ウォッチの充電を忘れてた!」なんてことが日常茶飯事。急速充電に対応してくれていると、本当に助かります。
ちなみにau版のGalaxy Watch5はLTE対応モデルです。ナンバーシェア(有料オプション)を利用すれば、家にスマホを忘れていってもGalaxy Watch5単独でスマホと同じ電話番号で発信・着信できたり、4G LTEでデータ通信を使ったりできます。非常に便利なので、是非ともau版を検討したいところです。
このほかGalaxy Harajukuでは、綺麗な青色が特徴の44mmのサファイア、落ち着いた色合いが印象的な40mmのピンクゴールドなども展示してありました。
Galaxy Watch5実機ギャラリー
45mmサイズの「Galaxy Watch5 Pro」は質感の高さが魅力
Galaxy Watch5 Proは45mmサイズのみ。カラバリはブラックチタニウム / グレーチタニウムの2色展開で、重量は約46.5gです。チタン素材のボディに、サファイアクリスタルのディスプレイを採用。見た目にも頑丈そうなデザインです。
こちらも発売日は9月29日。同じく予約受付を開始しており、価格はAmazon.co.jpの場合で70,800円となっています。
スポーティなイメージもあるGalaxy Watch5に対して、Galaxy Watch5 Proは質感の高さが特徴的。男性のスーツにも似合いますし、女性が装着しても上品。細い腕でも、大きすぎるという印象はありませんでした。マグネット式のDバックルベルトはワンタッチで簡単に長さ調節が可能です。
Galaxy Watch5 Proはアウトドアに特化した機能も充実。事前にランニング、サイクリング、ハイキングなどのルートを設定すれば、音声とバイブレーションでナビゲートしてくれます。
道を誤ればアラートでお知らせしてくれるのが嬉しいポイント。またトラックバック機能では、来た道を正確に戻ることができます。これら「ルートワークアウト」の機能はGalaxy Watch5 Proのみで利用可能です。
Galaxy Watch5 Proのバッテリーは590mAhと大容量。GPSがオンの状態では約20時間、オフにしておけば約80時間も使用可能です。