セグウェイジャパンは6月7日、公道走行仕様の電動キックスクーター「Max Plus」に、ハイパーウェブが制作するワイヤレス充電システムを加えたパッケージモデルを法人向けに発売した。
「Max Plus」公道走行モデルは、公道走行の保安基準を満たすよう方向指示器やサイドミラー、警音器などの保安器具を備えたシェアリング事業用電動キックスクーター。地方自治体やリゾートホテルなどの観光業、大学や企業のキャンパスにおける移動ツールとして、法人向けに販売を行っている。
現在、シェアリング事業において、充電残量の低下した機材/バッテリーを回収・充電・再設置する際の負担が、事業者にとって課題となっているという。このような課題解決に向けて、今回「Max Plus」にワイヤレス充電システムを加えたパッケージモデルが登場した。
「Max Plus」パッケージモデルの充電スタンドは、ワイヤレス給電メーカーであるビーアンドプラスの充電システムを採用。ユーザーが「Max Plus」を充電スタンドへ返却すると、自動的に充電が始まる仕様だ。このため、バッテリー運搬や取替にかかるランニングコストの削減につながるとする。