アクアは6月1日に、ペットの抜け毛の絡みを抑えながら吸い取れるスティッククリーナー「Pet Primo」(型番:AQC-HF501)を発売する。本体カラーはシャイニーライムグリーンとブライトブルーの2色。推定市場価格は36,300円。
AQC-HF501は、2020年4月に発売したサイクロン方式「AQC-HF500」の後継モデル。ペットの毛を吸い取ったとき、ノズルに絡みにくい特性を継承しつつ、細かな仕様変更によって使い勝手を向上している。AQC-HF500は「for pet lovers」としていたが、新モデルに合わせて「Pet Primo」と改めた。Primoはイタリア語で「第一に」の意味を持つ。
ノズルには、大きなゴミから小さなゴミまで吸い込む「ハイブリッド回転部」と、床材に合わせて簡単に取り替えられる2種類の「extraブラシ」を採用。extraブラシは「起毛布」と「ワイドケトリゴム」の2つで、特に道具を使わずに入れ替えられる。
extraブラシの起毛布は、フローリングや畳の掃除に利用し、目地に詰まった細かなチリも吸引。一方のワイドケトリゴムはじゅうたん用で、じゅうたんに絡む毛をスッキリ取り除けるとしている。ケトリゴムはハンディ用「ミニケトリノズル」にも搭載しており、ソファやカーテンなど布製品の繊維に絡まったペットの抜け毛をかき取りやすくなっている。
今回のAQC-HF501では、ハイブリッド回転部のブラシの毛先を、ペットの抜け毛が絡みにくいストレートカットに変更。さらにローラー部のゴム足の材質を見直して強度をアップし、ゴム表面への毛ゴミの吸着を抑える。
お手入れとしては、ブラシやダストカップ、フィルターは水洗いに対応。ハイブリッド回転部のブラシ毛には抗菌剤を添加しており、抗菌性を持続させ、細菌の繁殖を抑える。
本体のデザインはイタリアのCandy Hoover Groupが担当した。置き場所に配慮したコンパクトな設計で、ハンディ部分を外してパイプに掛けると自立し、クローゼットや押し入れ、階段下などの狭い場所に収納できる。自立させたときの高さは約690mm。
本体サイズはW254×D206×H1,080mm、ハンディユニットのサイズはW88×D155×H454mm、重さは2.3kg(ハンディユニットの1.3kgを含む)。集じん容積は約0.28L。連続運転時間は強モードで約8分、標準モードで約22分、弱モードで約34分。充電時間は約4時間。付属品は、ワイドケトリゴム、ミニケトリノズル、2Wayノズル、スキマノズル、バッテリー、ACアダプター、お手入れブラシ、収納バッグ。