今週の秋葉原情報 - 神っぷりにさらに磨きがかかったZ690版Godlike、2000Wの超大容量電源も

あのGodlikeに大型タッチ液晶が搭載

MSIのフラグシップマザーボード「Godlike」に、待望のIntel Z690チップセット搭載モデルが登場する。この「MEG Z690 Godlike」は、簡易水冷クーラー「MEG CoreLiquid S360」やKingston製メモリ「Fury Beast DDR5 16G」×2枚が付属するなど、非常に豪華な構成。数量限定のため抽選販売となり、価格は247,980円だ。

MSIの「MEG Z690 Godlike」。"宇宙の無限の力"を再現したデザインだという
Marvell 10GbE+Intel 2.5GbE、Thunderbolt 4など、インタフェースは充実

注目の新機能は、3.5インチという大画面のIPS液晶を備える「M-Vision Dashboard」だ。システム情報、天気、画像などを自由に表示することが可能で、その設定は指先によるタッチ操作で簡単に行える。メモリスロットの横に設置されているが、基板から取り外し、USBケーブルで繋いで、好きな位置に置くこともできる。

「M-Vision Dashboard」は着脱可能。ケース外に置くことも可能だ

マザーボードのスペックも、とにかく強力だ。電源は20+2フェーズ/105Aという構成で、波状フィンとクロスヒートパイプのクーラーにより、放熱性が大幅に向上しているという。そして基板上には、M.2スロットを6つも搭載。全スロットに付属する「M.2 Shield Frozr」により、効率的な冷却が可能だ。

販売は、パソコン工房とツクモにて行われる。両ショップとも、4月3日(日)まで応募を受け付けてから、抽選を実施。その後、当選者にはメールで連絡するという。ウルトラハイエンドな価格ということもあり、ユーザーは限られるだろうが、欲しい人はこのチャンスを逃さないようにしよう。

・パソコン工房
https://www.pc-koubou.jp/magazine/60270

・ツクモ
https://form.tsukumo.co.jp/msimegz690_godlike

BiCS5採用の高コスパM.2 NVMe SSD

CFD Gaming(CFD販売)の「PG3NF2」は、PCI Express Gen4に対応するM.2 NVMe SSDだ。コントローラはPhison「PS5016-E16」、フラッシュはWD「BiCS5 3D TLC」を採用。データ転送速度は、リードが最大4,950MB/s、ライトが最大4,350MB/sで、コスパの良さが特徴だ。価格は、500GBが9,000円前後、1TBが15,000円前後、2TBが28,500円前後。

CFD Gamingの「PG3NF2」。最高速クラスではないが、購入しやすい価格が魅力

強力なM.2クーラー2種類がJONSBOから

JONSBOの「M2-10」は、ブロワファンを搭載した大型のM.2 SSD用クーラーだ。ファンの回転数は3,000rpm、ノイズレベルは27.3dBAで、とにかくSSDを冷やしたい場合には最適だろう。高さは76mmもあるが、フットプリントはほぼ変わらないので、上空にスペースさえあれば設置できそうだ。価格は3,000円前後。

JONSBOの「M2-10」。ファンを使って、強力にM.2 SSDを冷却することができる
利用イメージ。背はかなり高いものの、フットプリントはコンパクトな印象だ

またM.2 SSD用クーラーとしては、「M2-5GRAY」も新発売。こちらはファンの無いヒートシンクとなるが、中空構造を採用しており、煙突効果による高い冷却能力を発揮するという。素材は、アルマイト加工のアルミ合金。高さは9.6mmに抑えられており、干渉はしにくいだろう。価格は1,000円前後と安い。