キヤノンは3月28日、2021年の世界市場において、レンズ交換式デジタルカメラ(ミラーレスカメラ、デジタル一眼レフカメラ)の台数シェアナンバーワンを獲得したと発表しました。2003年~2021年まで、19年連続の世界シェアナンバーワンとなります。

  • いまだに入手までかなりの時間がかかるRFマウントのフルサイズミラーレス「EOS R3」

2021年は、11月に視線入力AFなどに対応したフルサイズミラーレスの高性能モデル「EOS R3」を発売し、現在でも予約から納品まで6カ月近く待たされるほどの人気を集めています。

2021年はRFマウントの交換レンズを8本も投入したのが特徴で、ボケの描写を自在に調整できるマクロレンズ「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」、大口径の望遠レンズ「RF400mm F2.8 L IS USM」「RF600mm F4 L IS USM」、圧倒的に小さく軽い超望遠ズームレンズ「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」、小さく軽い超広角レンズ「RF16mm F2.8 STM」などを投入。VR映像を1台のカメラで撮影できる「EOS VR SYSTEM」対応の2眼レンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」などのエポックメイキングな製品も投入しました。RFマウントレンズはラインナップを28本まで増やしています。

  • ボケの描写を調整するSAコントロールダイヤルを搭載するRFマウントのマクロレンズ「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」