米NVIDIAは1月4日(現地時間)、CES 2022にあわせてオンライン発表会を実施し、その中でデスクトップPC向けの「GeForce RTX 3050」やモバイル向けの「GeForce RTX 3070 Ti」「GeForce RTX 3080 Ti」を発表した。GeForce RTX 3050は1月27日から発売を予定しており、参考価格は249ドルから。
GeForce RTX 3050
すでにノートPC用のモバイル版としては展開されていたGeForce RTX 3050に、デスクトップPC向けのカード版が登場する。第2世代RTコアと第3世代Tensorコアを搭載して先進的なNVIDIA独自機能をすべてサポートし、さらにこれまで好評を博してきたGTX 1050・GTX 1650比で大きな性能向上を実現。「New Standard」モデルとして、従来モデルからのリプレースに最適だとしている。
CUDAコアは2,560基で、ブーストクロックは最大1,780MHz。GPUメモリにGDDR6 8GBを組み合わせて搭載し、メモリインタフェースは128bit。ファウンダーズエディションでは補助電源に8pin×1を要求するとあり、従来モデルにあった補助電源のないタイプが展開されるかは不明だ。
モバイル向け「GeForce RTX 3080 Ti Laptop」「GeForce RTX 3070 Ti Laptop」
あわせて、ゲーミングノートPC用のモバイル製品に「GeForce RTX 3080 Ti Laptop」「GeForce RTX 3070 Ti Laptop」が加わった。GeForce RTX 3080 Ti LaptopはなんとデスクトップPC向けのTITAN RTXよりも高速だとしており、GeForce RTX 3070 Ti LaptopもGeForce RTX 2070 SUPER比で1.7倍の性能向上を実現。どちらも搭載製品は2月1日より順次展開する。