Appleは、Siriに話しかけて「Apple Music」の楽曲を楽しむスタイルの新プラン「Voiceプラン」を2021年秋後半から提供開始する。月額料金は480円。
Siriで「Hey Siri、Apple Music Voiceのお試しを開始して」と話しかけるか、Apple Musicアプリケーションを通じてサインアップすることで、Apple Music Voiceプランに登録可能。HomePod miniやAirPods、iPhone、その他のSiriに対応するすべてのAppleデバイス、またはCarPlayを使って、好きな音楽を再生するようリクエストできる。
9,000万曲の楽曲や30,000以上のプレイリストが楽しめる点は、既存の個人プラン(月額980円)、ファミリープラン(同1,480円)と共通。Voiceプランでは空間オーディオやロスレスオーディオ、歌詞表示には非対応で、Apple Musicに対応した他社製品では再生できないといった違いがある。
Apple Musicには、Siriに話しかけて再生する使い方に最適化された、数百の新しいプレイリストを追加。たとえば、Siriに「クッキングのプレイリストを再生して」、「落ち着いた曲をかけて」、「こういう感じの曲をもっとかけて」と頼むことで、パーソナライズされた音楽体験ができるという。なお、これらの新しいプレイリストは、すべてのApple Musicユーザーが利用できる。
Voiceプランユーザーはほかにも、ニュー・ミュージック・デイリー、ラップライフ、トゥデイズ ヒッツ、トゥデイズ カントリー、Aリスト:ポップ、R&Bナウなどの人気プレイリストを含む、Apple Musicの全ラインナップにもアクセスできる。