東京eスポーツゲートは、2022年2月にプレオープン予定のeスポーツ施設の名称を「RED° TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)」に決定したと発表。東京タワーにおける施設展開を軸に国内各所にて施設開発・運営を行うという。グランドオープンは2022年4月を予定する。

施設は、東京タワー直下にあるフットタウン内、1階/3階/4階/5階の約5600平方メートルにオープン予定。最新ゲームタイトルの体験エリアをはじめとして、さまざまなライブエンターテインメントを展開するアリーナ、配信スタジオ、ショップなどを展開する。

5階には、大型4面LEDパネルとリアルタイムで合成できるXR映像システム「Vizrt(リアルタイム3Dグラフィックスシステム)」を常設した、リアルイベントとXR映像配信を行う日本初ハイブリッド型アリーナ「RED° TOKYO TOWER SKY STADIUM」を開設予定。eスポーツ大会や、音楽ライブ、ファッションショーなど、さまざまなライブエンターテインメントを展開する、東京タワーの上空にある“天空スタジアム”をイメージしているという。

eスポーツにおいては、従来のゲーム画面と選手映像の発信だけではなく、XRによる自由な空間レイアウトのもとライブ配信を視聴しているファンの映像を空間上に投影するなど、没入感かつ迫力のある配信を実現。ライブエンターテインメントでも最先端のXR映像システムを導入することにより、海外のesportsイベントに負けないかつてないインパクトの体験提供が可能だ。

リアル会場では、XRを駆使した映像をリアルタイムで視聴できると同時に、会場内に張り巡らされたLEDやライブ照明、最新の音響設備等との連動により、リアルとバーチャルの融合による臨場感のある体験を目指す。

そのほか、さまざまなカルチャーとかけ合わせながら、eスポーツを拡張する新施設を次々と展開予定。東京タワーに続き、「サウナ×esports」をテーマに、東京・上野に2022年初旬に開業予定だという。最新のデジタルテクノロジーを駆使し、五感を刺激するこれまでにないサウナ体験を計画中とのことだ。