アイリスオーヤマは9月9日、大風量ながらコンパクトなサイズを実現したファンヒーター「大風量セラミックファンヒータースリム」(KJCH-12TDS1)を発表した。9月17日に発売する。参考価格は14,520円。
送風羽根を改良し、部屋全体に温風を送れる大風量ながら、本体幅を従来モデル「KJCH-12TD4」と比べ33%減にスリム化したファンヒーター。本体は幅175mm、奥行191.5mmと、床面の設置面積をB5サイズ以下に抑え、脱衣所やトイレなど、狭い空間でも設置しやすいサイズとなっている。
送風羽根は、枚数を従来品比で約2倍に増やし、ファンの厚みも約30%向上。加えて風路設計の見直しやモーターのスペックを強化したことで、本体を小型化しても従来品同等の風量を実現した。また、吹出口の面積は従来比で10%広く、吹出口の高さは16cm高くなり、上下45度の手動ルーバーも備えたことで、幅広い範囲で温風を届けられるようになっている。
搭載機能は、人を検知しない場所で運転を制御し消費電力を削減する「人感センサー」、子どもによる押し間違いを防ぐ「チャイルドロック」、1時間/2時間の2段階で設定できる「切タイマー」など。本体は動作開始から3時間経つと自動で電源が切れる設計になっているが、延長ボタンも用意する。
動作モードはターボモード/標準モード/静音モードの3種類。消費電力は1200Wで、ターボモード時で1200W、標準時で1000W、静音時で600Wとなる。本体サイズはW175×D191.5×H371mm、重さは約2.7kg。カラーはホワイト、グレーの2色。