Claris International Inc. は、2021年8月25日(米国太平洋時間)からオンラインにて開催される開発者向けカンファレンス「Claris Engage Beyond 2021」(旧FileMaker Developer Conference)の詳細を発表した。
これまで「DevCon」の通称で親しまれてきた本カンファレンスは、回を重ねて、今回が26回目となる。昨年はCovid-19禍により、実施の再考を余儀なくされ、「Claris Engage 2020 」は、初のオンラインで開催することとなった。今年の開催もそれに続く格好となる。例年、3日間に集中して開催されていたが、今回は、より長期間にわたりセッションを実施するという。年間を通してClarisコミュニティの人々とつながり、最新情報を届け続けるというコンセプトから、カンファレンス名も「Claris Engage Beyond 2021」と、「Beyond」が付け加えられた。
セッションは米国太平洋時間で組まれ、すべてのセッションは英語で行なわれる。初日には、キックオフイベントとして “Claris Engage Beyond kickoff.” が開催される。Claris International Inc.のCEOであるブラッド・フライターグ氏や、エンジニアリング担当バイスプレジデントのピーター・ネルソン氏が登壇し、Clarisのビジョンや市場の状況、「Claris FileMaker 19.3」のハイライト、プラットフォームについての未公開情報を紹介する。
続く “Claris FileMaker Server on Linux.”では、Soliant ConsultingのFileMakerプラクティス・ディレクターであるWim Decorte氏が Linuxを深く掘り下げ、Claris FileMaker Serverの活用について解説する。
9月14日には、Clarisエディケーション・コンテンツマネージャーのスティーブ・ローミグ氏が "Idea to custoum app”を開催。このセッションは 2つの時間帯に実施され、FileMakerを使い、30分でAppを作成するデモを披露する。このセッションについては、現在、どのようなAppの作成を見てみたいかアンケート調査を行っている。
上記3つのセッションは事前登録を開始しており、「Claris Engage Beyond 2021」の公式ページより各セッションの申し込みができる。公式ページでは、最新情報を随時案内していくとのことなので、セッションスケジュールを確認のうえ、どしどし参加いただきたい。
なお、2022年の開催についても発表があった。次回は対面での開催を構想しており、暫定ではあるが、期間は2022年7月11日から14日、場所はテネシー州ナッシュビルのゲイロード オープリーランドがアナウンスされている。