パイオニアは7月1日、通信機能を内蔵したドライブレコーダーの新製品4モデルを発表した。新たに、ドライブレコーダー本体を月額レンタルで利用できるプランも追加し、導入しやすくした。価格はオープン。全モデル7月中旬より発売する。

料金プランにレンタルプランを追加

料金プランは、車載器の購入が必要で980円/月(税別)から利用できる「端末ご購入プラン」に加え、端末購入費用がかからず、車載器とサービス料をまとめた月額制のレンタルプラン「端末レンタルプラン」を新たに追加した(利用料金は別途見積りとなる)。リースプランも用意する。

TMX-DM03A-VA

「TMX-DM03A-VA」は、前方と車室内の映像を記録する2カメラドライブレコーダー。「あおり運転予防警告」機能を搭載し、前方車両へ近づきすぎた時など、あおり運転と見なされる場合に音と画面表示で警告する。ドライバーの眠気やわき見運転をAIで解析 / 検知する「ドライバーモニタリングシステム」も搭載。画像 / 音声メッセージ / 警告音で注意喚起してくれる。ほかにも、衝撃検知や危険挙動検知といった機能も搭載する。

  • TMX-DM03A-VA

カメラ部は、ソニー製「STARVIS」シリーズの約200万画素カメラを内蔵。夜間などの暗い場面でも、ノイズを抑えナンバープレートの文字などを鮮明に記録する。記録解像度はフロント / 車室内ともに1,280×720ピクセル。画角は水平130度 / 垂直67度 / 対角158度。

記録メディアにはmicroSDメモリーカード(最大512GB)を使用し、32GBのメディアが同梱。本体サイズはW128×D54×H57mm、重さは204g。

TMX-DM04-VA / TMX-DM04-VA-FC / TMX-DM04-VA-RC

TMX-DM04シリーズは、1カメラタイプの「TMX-DM04-VA」、前方と車室内を映す2カメラタイプの「TMX-DM04-VA-FC」、前方と後方を映す2カメラタイプの「TMX-DM04-VA-RC」を揃える。基本機能はTMX-DM03A-VAを踏襲しているが、「ドライバーモニタリングシステム」は非搭載。

  • TMX-DM04シリーズ

独自機能として、LEDの発光により危険を知らせる機能を搭載。直感的に危険を感じるため、より強い事故防止効果が期待できる。本体は前方視界を妨げないコンパクトデザインで、サイズはW128×D50×H50mm、重さは206g。