キヤノンは6月2日、4月に開発を表明したRFマウントのフルサイズミラーレス「EOS R3」の新たな写真や追加情報を発表しました。新たに背面の写真が公開されてボタン配置や背面液晶の構造が分かったほか、機能面を中心に主要な特徴が明らかになりました。発売時期や価格などの情報はまだ明らかにされていません。
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キヤノンが開発を進めている高性能フルサイズミラーレス「EOS R3」、新しい写真や機能の特徴などが明らかになった
今回発表された追加情報は以下の通りです。
低輝度撮影領域を拡大する性能
- AF低輝度限界はEV-7.0以上
- レンズ内光学式手ブレ補正機構とボディ内5軸手ブレ補正機構との協調制御により、手ブレ補正の効果は世界最高の約8.0段相当
高速性能を支える性能とAF
- RAW撮影でも最高約30コマ/秒の高速撮影
- ディープラーニング技術で追尾できる被写体にモータースポーツ（車、バイク）を追加
- 電子シャッター使用時のストロボ撮影に対応
- 記録メディアはCFexpressとSDカードの両方に対応
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レンズを外したところ
高い動画性能
- 4K Canon Log3に対応
- 4K オーバーサンプリングの実現
- RAW動画（内部記録）
- 動画中AFは人、動物、モータースポーツへの追尾に対応
高い信頼性とネットワーク機能
- マグネシウム合金ボディ
- 有線LAN、5GHz帯の無線LAN搭載 (IEEE802.11ac相当)
- バッテリーパックはEOS-1Dシリーズと同じ「LP-E19」を採用
- データ通信や電源供給が可能な新しいアクセサリーシュー搭載
EOS-1系の操作性とEOS R5の使いやすさの両方を踏襲した外観や操作性
- マルチコントローラ、スマートコントローラを採用。背面液晶はバリアングル式
- 電子ダイヤルは3つ搭載（メインダイヤル、サブ電子ダイヤル1/2)
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初めて公開された背面パネル。EOS-1Dシリーズの特徴を色濃く受け継いでいる
