カシオ計算機は4月7日、電子キーボード「Casiotone」シリーズから、「CT-S1」と「CT-S400」を発表した。CT-S1を4月23日に、CT-S400を5月中旬に発売する。価格はオープン、推定市場価格は両モデルとも30,250円前後。
CT-S1
CT-S1の本体は、鍵盤とスピーカー、および最低限のボタン類だけで構成。ホワイト、ブラック、レッドの3色を用意する。音楽を手軽に楽しみたい人向けという位置付けで、日常生活との調和をテーマに生活に溶け込むミニマルなデザインでまとめた。
鍵盤数は61で、音源にはAiX音源を搭載。ほか、「ADVANCED TONES」(10音色)と「CASIO CLASSIC TONES」(12音色)を内蔵する。カシオはこれまで数々の電子キーボードをリリースしてきたが、過去のモデルが備えていた特徴的な音色をCASIO CLASSIC TONESとして収録した。最大同時発音数は64。
独自の水平型バスレフ機構を採用し、スピーカーは「13×6cm」×2基の構成。2.5W+2.5Wのアンプ出力によって、高音質で迫力ある臨場感にあふれる音を楽しめるとしている。別売のBluetoothアダプタを使うと、Bluetoothスピーカーとしても利用可能。
入出力インタフェースは、ペダル用×1、ヘッドホン出力×1、オーディオ入力×1、USB(ホスト×1、デバイス×1)。電源は単3形乾電池×6本を使用し、約3時間駆動する。ACアダプタも付属。本体サイズはW930×D258×H83mm、重さは約4.5kg。
CT-S400
CT-S400は、多彩な機能とコンパクトサイズを両立させたモデル。直観的に操作できるダイヤルと液晶ディスプレイを備える。鍵盤数は61で、AiX音源は搭載するが「ADVANCED TONES」と「CASIO CLASSIC TONES」には非対応。600種類の音色と200種類のリズム、160種類の曲を収録している。最大同時発音数は48で、自動伴奏機能なども搭載。
スピーカーは「13×6cm」×2基構成で、アンプ出力は2.5W+2.5W。別売のBluetoothアダプタも使用可能。入出力インタフェースは、ペダル用×1、ヘッドホン出力×1、オーディオ入力×1、USB(ホスト×1、デバイス×1)。電源は単3形乾電池×6本を使用し、約4時間駆動する。ACアダプタも付属。本体サイズはW930×D258×H84mm、重さは約4.5kg。