USB×13ポート装備のZ590マザーボード

GIGABYTEの「Z590 Aorus Ultra」は、16+1フェーズの電源回路を備えた強力なIntel Z590チップセット搭載マザーボード。バックパネルには、USB3.2タイプA×8、USB3.2(Gen2x2)タイプC×1、USB2.0×4の合計13ポートものUSB端子を備え、配信や音楽編集などでUSB機器を多く利用する場合などに良さそうだ。価格は44,000円前後。

  • GIGABYTEの「Z590 Aorus Ultra」。強力な電源回路と冷却性能を搭載

    GIGABYTEの「Z590 Aorus Ultra」。強力な電源回路と冷却性能を搭載

  • バックパネル。USB×13ポートのほか、2.5GbEやDisplayPortなどを備える

また「B560M DS3H AC」は、Intel B560チップセットを搭載するmicroATXマザーボード。電源は6+2フェーズ、M.2スロットはヒートシンク無しと、シンプルな構成ながら、価格が13,000円前後と非常に安く、コストパフォーマンスに優れるだろう。ネットワークはRealtekのGbEのほか、11acの無線LANも備える。

  • こちらは「B560M DS3H AC」。無線LANも搭載しながら、価格は非常に安い

  • バックパネルも非常にシンプル。DisplayPort、HDMI、USBタイプCなどを搭載

高コスパのZ590マザーがASRockから

ASRockの「Z590 Pro4」は、コストパフォーマンス重視のIntel Z590チップセット搭載マザーボード。14フェーズDr.MOSの電源回路、M.2ヒートシンク、Realtek 2.5GbEを搭載するほか、グラフィックスカードホルダーも付属しながら、価格は23,000円前後と安い。Steel Legendよりさらに価格を抑えたい場合に良いだろう。

  • ASRockの「Z590 Pro4」。M.2は3スロット備え、内1つにヒートシンクを搭載

  • シンプルなバックパネル。DisplayPort、HDMI、2.5GbEといった構成になる

キャッシュレスの安くて速いM.2 SSD

Samsungから、M.2 NVMe SSDの新シリーズ「980」が登場、発売が開始された。同社製のTLC V-NANDとコントローラを採用した廉価版モデル。PCI ExpressはGen3となるが、データ転送速度は最大3,500MB/sと高速だ。価格は、250GBが5,500円前後、500GBが8,000円前後、1TBが14,500円前後。

  • Samsungの「980」シリーズ。最大容量は1TBとなる(写真:オリオスペック)

キャッシュメモリの省略によりコストを削減。しかしホスト側のDRAMをキャッシュとして利用できる「HMB」(Host Memory Buffer)技術などにより、キャッシュレスながら高速なデータ転送速度を実現した。保証期間は5年。基板は2280サイズの片面実装で、ヒートシンクは付属しない。