Z590/H570に強力仕様のMini-ITXモデル

ASRockから、Intel Z590/H570/B560チップセットを搭載するマザーボードが多数登場した。Z590モデルで注目は「Z590 PG Velocita」。14フェーズDr.MOSの電源を備えたハイエンドモデルで、Killer 2.5GbEとIntel GbEなどを搭載する。ヒートシンクには3cmファンが付属するが、4cmファンへの換装にも対応。価格は40,000円前後だ。

  • ASRockの「Z590 PG Velocita」。ハイエンドらしい重装備のモデルだ

    ASRockの「Z590 PG Velocita」。ハイエンドらしい重装備のモデルだ

  • 「Z590 Extreme」は29,500円前後。こちらもデュアルLANを備える

そして「Z590M-ITX/ax」は待望のMini-ITXモデルだ。Mini-ITXながら、8フェーズ電源を備えるほか、ヒートシンク付きのM.2スロットを2つ用意するなど、仕様は強力。Realtek 2.5GbEとIntel GbEのデュアルLANまで搭載する。これで価格は24,000円前後なのだから、コストパフォーマンスが高いと言える。

  • 「Z590M-ITX/ax」。2つのM.2スロット(Gen4+Gen3)にはヒートシンクまで搭載

  • Mini-ITXながらインタフェースは充実。デュアル有線LANにWi-Fi 6Eも備える

また「H570 Phantom Gaming 4」は、H570チップセットを採用したゲーミングモデル。H570なのでオーバークロックには対応しないものの、価格が16,500円前後と安く、コストを重視する向きには良いだろう。Mini-ITXモデルの「H570M-ITX/ac」も登場しており、価格は20,000円前後と、こちらにも注目だ。

  • 「H570 Phantom Gaming 4」。外観はシンプルで、M.2ヒートシンクは非搭載

  • 「H570M-ITX/ac」。スペックはZ590M-ITX/axと同様で、デュアルLANも備える

クリエイター向けのMini-ITXマザーも

GIGABYTEの「Z590I Vision D」は、Intel Z590チップセットを搭載するクリエイター向けのMini-ITXマザーボード。40Gbpsの高速なThunderbolt 4を2ポート備え、ケーブル1本で、USB4デバイスやディスプレイを接続できる。M.2スロットは表側/裏側に1つずつ搭載。LANはIntel 2.5GbE+Wi-Fi 6だ。価格は42,000円前後。

  • GIGABYTEの「Z590I Vision D」。Visionシリーズらしい外観が特徴的だ

  • DisplayPortは入力用。Thunderbolt 4を2ポート(USBタイプC形状)備える

ColorfulからGeForce RTX 3060カード

Colorfulから、トリプルファンのGeForce RTX 3060グラフィックスカードが3モデル新発売。最上位の「iGame RTX 3060 Advanced OC 12G」と「同 Ultra W OC 12G」にはOCボタンがあり、OC時にはブーストクロックがそれぞれ1,867MHz、1,822MHzに高速化される。価格は60,500円前後と56,500円前後。「GeForce RTX 3060 NB 12G」は55,500円前後だ。

  • Colorfulの「iGame RTX 3060 Advanced OC 12G」。補助電源は8ピン×2だ

  • 3モデルとも出力はDisplayPort×3とHDMI。上位2モデルにはOCボタンも付く

  • 「iGame RTX 3060 Ultra W OC 12G」は、ホワイト仕様のモデルとなる

  • 「GeForce RTX 3060 NB 12G」はスタンダードモデル。OCボタンは非搭載だ