Q-Successから2021年2月のWebサーバのシェアが発表された。2021年2月はApacheとLiteSpeedが減少し、NginxとCloudflare Serverが増加した。LiteSpeedは長期にわたって増加傾向を示しており、2021年2月の減少が一時的なものなのか、傾向の変動を示すものなのかが、今後の注目ポイントと言える。今後数カ月間の動向がどのように変わっていくか、ウォッチしておきたい。

NginxとCloudflare Serverは長期にわたって増加する傾向を続けており、2021年2月も同様の傾向が続いた。今のところ、この傾向が変わる強い理由は見つからず、今後も同様の傾向が続くものとみられる。

  • 2021年2月Webサーバシェア/円グラフ

    2021年2月Webサーバシェア/円グラフ

  • 2021年2月Webサーバシェア/棒グラフ

    2021年2月Webサーバシェア/棒グラフ

  • Webサーバシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサーバシェア推移グラフ 資料: Q-Success

順位 Webサーバ 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Apache 34.9% 35.1%
2 Nginx 33.1% 32.6%
3 Cloudflare Server 17.4% 17.0%
4 LiteSpeed 7.8% 8.1%
5 Microsoft-IIS 7.3% 7.3%
6 Google Servers 1.2% 1.2%
7 Node.js 1.1% 1.1%
8 Tengine 0.1% 0.1%
9 Tomcat 0.1% 0.1%
10 Cowboy 0.1% 0.1%
11 Apache Traffic Server 0.1% 0.1%
12 ArvanNginx 0.1% 0.1%
13 Kestrel 0.1% 0.1%
14 IdeaWebServer 0.1% 0.1%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。