ASRockは1月12日、開発コード「Rocket Lake」こと、第11世代Intel Coreプロセッサシリーズに正式対応するIntel 500シリーズチップセット搭載マザーボードを予告した。発売日、想定売価は現在のところ未定。
デスクトップ向けの第10世代、第11世代Intel Coreプロセッサに正式対応するマザーボード。Z590、H570、B560チップセットをラインナップし、同社製品では全てのチップセットでPCI Express 4.0とメモリのオーバークロックをサポートする。上位機種ではUSB信号レーンを独自に設計した「Lightningゲーミングポート」を搭載した他、Z590シリーズでは全てのモデルでグラフィックスカードを支えるホルダーをバンドルする。
「妥協のないパフォーマンス」を掲げるフラッグシップモデルとして、「ASRock Z590 Taichi」を予告する。40GB/秒の高速なデータ転送を実現するThunderbolt 4に対応する他、ネットワークインタフェースではKiller 2.5G LANやWi-Fi 6Eを利用可能。有線と無線を組み合わせ、信頼性を高めた「Killer Prioritization Engine」や「Killer DoubleShot Pro」に対応する他、パケットの優先順位を最適化する「Killer Prioritization Engine」機能も搭載する。
ゲームにフォーカスした機能とデザインを備える「ASRock Z590 PG Velocita」では、CPUダイレクトソースLAN機能を紹介。CPUに直結するPCI Express 4.0 x4接続のKillerE3100 2.5G LANチップを搭載し、高速な応答性能を実現するという。
メインストリーム向けの「Pro4」シリーズもラインナップ。ATXフォームファクタのZ590 Pro4と、MicroATXフォームファクタのZ590M Pro4を予告しており、いずれもVRMに12フェーズのDr.MOSを搭載して強力なパフォーマンス優れた安定性を実現する。この他、2.5G LANとフロントパネル用USB3.2 Gen2x2をサポートする「Steel Legend」シリーズや、コンパクトなMini ITXフォームファクタ製品も提供するとしている。