『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のIMAX版が、2021年1月23日に劇場公開となる通常版に合わせて同時公開されることが決定。これに先がけ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のIMAX上映が期間限定で行われることも決まった。上映劇場は東宝のWebサイトで案内される。
上映期間
- 2021月1月23日~:『シン・エヴァンゲリオン劇場版』通常版・IMAX版同時公開
- 2021月1月8日~1月22日:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』
※期間限定上映・公式略称『Q:3.333』
IMAXは、視界を覆う巨大スクリーンと独自の画面比率、デジタル・メディア・リマスタリング技術(DMR)による鮮明な映像が大きな特徴で、シアターの設計やプロジェクション、⾳響までもが独⾃にカスタマイズされているのも注目ポイントだ。
『エヴァンゲリオン』シリーズのIMAX上映は今回が初。「今まで体験したことがない究極の『エヴァ』体験を大迫力のIMAXスクリーンで楽しめる」とアピールされている。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のIMAX版に関しては、タイトル表記が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.333 YOU CAN (NOT) REDO.』に改められる。
『:Q』のバージョンアップのため、2018年に『EVANGELION:3.33』2K化プロジェクトが本格始動。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』制作にあたってスタジオカラー撮影部内の環境を高め、庵野秀明総監督全面監修の元、2Kフルサイズで全カット再撮影。劇場初公開時の『EVANGELION:3.0』(2012年)とも、Blu-ray/DVD収録用に再調整された『EVANGELION:3.33』(2014年)とも異なる、「当時は表現できなかったより高精細な映像」を追求した。
再撮影に伴い、一部リテイクも実施されたとのこと。アニメ・特撮評論家の氷川竜介氏による解説記事が『エヴァンゲリオン』公式サイトにて近日公開予定だ。