富士フイルムが、スクエアフォーマットのチェキフィルムに対応したインスタントカメラ「instax SQUARE SQ1」を発表した。スマートフォンとの連携機能を持たないエントリーモデルで、モダンなデザインを採用したのが特徴。操作ボタン類はシャッターボタンのみとし、自動露出機能(AE)でシャッターを押すだけできれいに撮れるようにした。価格はオープンで、予想実売価格は税込み14,000円前後。発売は11月6日。
1:1比率のスクエアフォーマットのチェキフィルムを用いるinstax SQUAREシリーズの入門機。レンズ部のダイヤルを1度回すと電源がオンになり、さらに回すとセルフィーモードに切り替わるなど、直感的な操作で扱えるようにした。セルフィーモードにすると撮影範囲が0.3~0.5mになり、接写撮影にも向く。カメラが周囲の明るさを検知し、シャッタースピードの調整やフラッシュ光量の調整を自動で制御する自動露出機能も備えた。
電源はリチウム電池(CR2)×2本。本体カラーはチョークホワイト、テラコッタオレンジ、グレイシャーブルーの3色。本体サイズはW130.7×H118.6×D57.5mm、重さは390g(電池、ストラップ、フィルム除く)。本体色に合わせたショルダーストラップ付きカメラケースもオプションで用意する。
スクエアフォーマットのチェキフィルムは、フレーム部分がグラデーションに彩られた「RAINBOW(レインボー)」と、モノクロプリントが仕上がる「MONOCHROME(モノクローム)」を新たに追加した。