ハイセンスジャパンは10月21日、BS/CS 4Kチューナー内蔵の有機ELテレビ「55X8F」を発表した。11月上旬から発売する。価格はオープンで、推定市場価格は200,000円前後(税込)。
画像処理エンジンとして、東芝映像ソリューションと共同開発した「NEOエンジンplus」を搭載し、AIを活用した画像処理技術を多数盛り込んでいる。HDR規格として、HDR10、HLG、DOLBY VISIONをサポート。
AIネット映像高画質処理では、ネット配信の映像コンテンツなどを、圧縮方式・解像度・フレームレートに合わせて最適化。AIシーン別超解像処理では、通常の映像とぎらつきが目立つ映像を自動で判別し、適切なノイズリダクション処理を行う。AIモーション別超解像処理では映像の動きの速さを自動判別して、やはり最適なノイズリダクション処理を実行。場面に応じたノイズリダクションと超解像技術によって、クリアな画像を出力する。
地上デジタル・BS・110度CSチューナーは3基を内蔵。地デジを4K画質にアップコンバートする機能は、3段階の超解像処理でノイズを抑制する。画像モードとして、映画視聴に最適化した「映画モード」、低遅延で滑らかな映像表示の「ゲームモードplus」を備える。
音響面では、ツイーター×2基、フルレンジ×4基のスピーカーユニットを搭載。最大出力は12W×2+12W×4基の72Wとなる。音響最適補正技術E「ilex PRISM」に対応し、サウンドリマスター、サラウンドベース、オートボリューム、クリア音声といった各機能によって、明瞭度の高い臨場感あふれるサウンドを出力するとしている。
映像入力インタフェースは、HDMI×4系統、コンポジットビデオ×1系統。有線LANポート×1基、USBポート×2基を備え、IEEE802.11ac/a/b/g/n無線LANに対応する。別売りのUSB HDDを接続して裏番組の録画も可能。本体サイズはW1,226×D241×H774mm、重さは18.8kg(スタンド含む)。