東芝ライフスタイルは9月10日、ドラム式洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズの新モデル「TW-127X9」を発表した。10月中旬に発売する。価格はオープン、推定市場価は360,000円前後(税別)。カラーはグレインブラウンとグランホワイトの2色、右開きと左開きの両モデルを用意する。
ZABOONは、水中に発生させた目に見えないナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」と、「Ag+(銀イオン)抗菌成分」が溶け出した洗濯水「Ag+抗菌水」によって、洗う度に抗菌するとともに、繊維の奥まで汚れをしっかり落とす「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」が特徴のドラム式洗濯乾燥機。
また、温水ヒーターで洗濯水を温めて洗う「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」機能も搭載している。60℃、50℃、40℃、30℃、15℃という5つの温度を選べる。
ガンコな汚れを落とす「自動2度洗いコース」を新搭載
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能では、自立式の密閉タンク構造を新たに採用。注ぎ口が広くタンクが自立するため、詰め替えや手入れがしやすい。独自の密閉タンク構造により、液体洗剤・柔軟剤の蒸発を防ぐとしている。
また、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を利用した「自動2度洗いコース」を新たに搭載した。自動2度洗いコースでは、衣類から離れた汚れが洗濯中に再び衣類に付着してしまうことを防ぎ、通常ならつけ置きが必要なガンコな汚れもきれいに洗える点が特徴。給水・洗剤自動投入をして洗った後、汚れた洗濯水を排水。脱水後、新たに給水・洗剤自動投入を行ない、もう1度洗うという仕組み。3kgの洗濯物を約60分で洗う。
このほか、「スピードコース」の運転時間を短縮し、5kgの衣類を約15分で洗濯できるようになった。
洗濯容量は12kg、乾燥容量は7kg、本体サイズは幅645×奥行き750×高さ1,060mm、重さは約90kg。目安時間は洗濯時が35分、洗濯から乾燥時は108分。標準使用水量は洗濯時が80L、洗濯から乾燥時が61L。消費電力量は洗濯時が約78Wh、洗濯から乾燥時が約1,150Wh。
本体には大型カラータッチ液晶パネルを採用し、操作性を高めている。スマートフォンと連携し、専用アプリを使って衣類・目的別の適した洗い方をダウンロードする「アプリコース」も備える。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を省いた下位モデルも同時発売
下位モデルとして「AW-117V9L」も同時に発売。価格はオープン、推定市場価格は280,000円前後(税別)。カラーはグランホワイト。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能、スマートフォン連携機能、「温水抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」が非搭載となっている。操作パネルは液晶パネル。
洗濯容量は11kg、乾燥容量は7kg、本体サイズは幅645×奥行き750×高さ1,060mm、重さは約87kg。目安時間は洗濯時が35分、洗濯から乾燥時は108分。標準使用水量は洗濯時が75L、洗濯から乾燥時が61L。消費電力量は洗濯時が約70Wh、洗濯から乾燥時が約1,150Wh。左開きモデルのみ。