ハーマンインターナショナルは、音楽に合わせて本体のイルミネーションが発光する、JBLブランドのポータブルBluetoothスピーカー「PULSE4(パルス4)」を6月19日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は税別19,800円。カラーはブラックとホワイトの2色。
本体側面のLEDイルミネーションが特徴的な「JBL PULSE」シリーズの新モデル。米ラスベガスで「CES 2020」にあわせて開催された、同社の展示イベントに出展されていた。今回、国内発売が正式に決まったかたちだ。
カクテルグラスのようなデザインと360度全方位に光るLEDライトを採用しており、イルミネーション発光部は従来機種のPULSE3(2017年発売)と比べて35%拡大。計130個のLEDによって滑らかで煌びやかな演出を実現する。光り方はサウンドに連動して変化し、聴く楽曲や雰囲気に合わせて楽しめるという。また、IPX7の防水性能を備え、キッチンや浴室といった水回りから屋外まで幅広く使えるようにした。
新開発の大口径57mmドライバーユニットを本体天面に搭載し、クリアな音質を放射上に再生。底面に備えたパッシブラジエーターによる低音と合わせて、360度全方位に音声を届けるという。
2台以上のPULSE4を使うと、スピーカー本体をシェイクすることでイルミネーションテーマを同期させたり、2台で音楽をステレオ再生させたりといった使い方ができる。
さらに、JBL Connectアプリ(無料)からPLUSE4のイルミネーションや、JBL製の対応Bluetoothスピーカーを複数台連携させる「JBL PARTYBOOST」機能の設定が行える。
プリセットのイルミネーションテーマは4種類(スピリチュアル/キャンプファイヤー/イコライザー/ウェーブ)で、好みに合わせてカスタマイズしたテーマも利用可能。カスタマイズ時は、9つのアクションから最大3つのアクションを選んで編集できる。イルミネーションの色をカラーチャートから選べるほか、LEDの明るさを調節したり、スマホのカメラで撮影した色に合わせてPULSE4の発光色を変化させるといった使い方もできる。
JBL PARTYBOOSTは、PULSE3に搭載していた「JBL Connectプラス」を進化させた独自機能で、Bluetooth接続の安定性を強化。さらに、スピーカー本体のPARTYBOOSTボタンを押すだけで、アプリを使わなくても同機能を搭載したスピーカー同士を複数台連携させて一斉に音楽再生できるようになった。
最大12時間の連続再生が可能。USB-C充電に対応し、充電時間は約3.5時間(5V/3A)。Bluetooth 4.2に準拠し、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを2台まで同時に接続でき、交互に音楽再生可能。周波数特性は70Hz~20kHzで、アンプ出力は最大20W。本体サイズは96×207mm(直径×高さ)、重量は約1,260g。充電用USBケーブルが付属するが、ACアダプターは市販品を別途用意する必要がある。