ASUSからハイエンドマザーが2モデル

ASUSの「ROG Maximus XII Apex」は、オーバークロックに特化したZ490チップセット搭載マザーボード。前世代モデル(Z390)と同じく、メモリは2スロットに抑えられるものの、高クロックが出しやすい設計になっている。電源は、16フェーズで各70A対応と非常に強力。X字型の基板デザインもユニークだ。価格は54,000円前後。

  • ASUSの「ROG Maximus XII Apex」。切り込みがある基板形状はユニークだ

    ASUSの「ROG Maximus XII Apex」。切り込みがある基板形状はユニークだ

  • M.2を2スロット備える「DIMM.2」カードが付属。ヒートシンクも搭載する

また、第3世代Ryzen Threadripper向けの「Prime TRX40-Pro S」も同時に新発売。従来モデル「同 TRX40-Pro」と外観は同じように見えるものの、64コアの3990Xにも対応できるよう、電源が強化されているという。価格は61,000円前後。

  • これは「Prime TRX40-Pro S」。16フェーズの強力な電源を備える

  • M.2スロット×2をカバーする大型ヒートシンクが付属している

HDMI×4ポートのGeForce GT 710カード

ASUSの「GT710-4H-SL-2GD5」は、HDMIを4端子も備えたGeForce GT 710グラフィックスカード。GPUは旧型でグラフィックス性能は高くないものの、テレワークなどで、自宅にマルチディスプレイ環境を安く構築したい場合には良いだろう。クーラーはファンレスで、1スロット厚。価格は7,000円前後だ。

  • ASUSの「GT710-4H-SL-2GD5」。これ1つで、HDMIポートを4つも増やせる

  • ファンレスで静音性に優れる。1スロット厚なのでPCへの増設も容易だ