パナソニックは、家の好きな場所へ持ち運んで楽しめるポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」の19V型モデルを8月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭価格(税別)は、ディスプレイ部にバッテリーを搭載した「UN-19FB10」が58,000円前後、バッテリー非搭載の「UN-19F10」が43,000円前後。
■ラインナップと店頭予想価格(税別)
- 19V型「UN-19FB10」:58,000円前後(バッテリー搭載)
- 19V型「UN-19F10」:43,000円前後(バッテリー非搭載)
19V型/1,366×768ドットの液晶パネルを搭載したディスプレイ部と、地上/BS/110度CSチューナー1基を搭載したチューナー部がセットになったポータブルテレビ。チューナー部をアンテナ線につないで、ディスプレイ部に映像をワイヤレス転送する。これにより、アンテナ線がない部屋や、アンテナ線が届かずテレビを設置できなかった場所でもテレビを楽しめる。今回の新製品は、2019年発売のFB9/F9の後継機種となる。
チューナー部にはUSB端子を備え、別売のUSB HDDをつないで放送番組の録画が可能。ただしHDDや光学ドライブは搭載しておらず、Blu-ray/DVD再生はできない。HDMI入力を1基備え、ゲーム機などを接続できる。
ネットワーク機能を備え、他のDIGAに録画した番組を視聴するお部屋ジャンプリンクに対応。新4K衛星放送の「お部屋ジャンプリンク」に対応した4Kレコーダーを持っていれば、DIGAをサーバー、プライベートビエラをクライアントにして、4K録画番組を2K画質に変換して視聴できる。
さらに、ディスプレイ部にバッテリーを内蔵したFB10はインターネットに接続してYouTubeやNetflix、Hulu、dTV、U-NEXT、DAZN、Paravi、ラジコ(radiko)のコンテンツも楽しめる。
FB10は、置き場所に合わせて3段階で調整できるチルトスタンドを備え、引っ掛けて設置も可能だ。バッテリーでの動作時間は最大3時間30分。
バッテリー非搭載のF10は、バスレフポート付スピーカーボックスも備えており、重低音再生が可能だ。ディスプレイ部の背面には自立スタンドを備える。