東芝映像ソリューションは、レグザエンジンファインを搭載したシンプルな液晶テレビ「REGZA S24シリーズ」を4月17日に発売する。24V型と32V型を用意し、価格はどちらもオープンプライス。店頭価格(税別)は24V型が約30,000円前後、32型が約44,000円前後。

  • REGZA S24シリーズ

    24V型「24S24」

  • REGZA S24シリーズ

    32V型「32S24」

1,366×768ドットの液晶パネルと、地上/BS/110度CSデジタルチューナー2基を搭載。自社開発の映像処理エンジン「レグザエンジンファイン」で映像の残像を低減するほか、階調、質感や色彩表現に富んだ映像処理を行なう。また、番組表の高速起動など、快適なテレビ視聴・操作を実現する。

  • REGZA S24シリーズ

    自社開発の映像処理エンジン「レグザエンジンファイン」

立体感ある映像を実現する「質感リアライザー」も搭載。1シーンごとにヒストグラムを作成し、映像信号を補正。暗部の取得制度を上げて解析を行い、暗部と明部を描写し、輝度のダイナミックレンジを活かした立体感・奥行感ある映像を再現する。

  • REGZA S24シリーズ

    「質感リアライザー」のイメージ

映像モードは「ゲーム」「映画」「あざやか」「標準」「ライブ」「PC」の6つで、特にゲームモード時は、約18.83msecという低遅延を実現。対戦格闘ゲームなどのボタンを押すタイミングが重要なゲームでも快適にプレイできるとする。

別売のUSB HDDに裏番組を録画しながら、ほかのチャンネルの番組を視聴できる。地デジ映像の精細感を向上させる超解像処理「地デジ精細感復元」も装備。ユーザーごとに録画番組をフォルダ分けする機能や、連続ドラマの簡単予約、番組部分とCM部分を自動判別してチャプター分割し、見たいところから再生できる「マジックチャプター」といった機能を備える。

HDMI入力は2系統。コンポジット映像入力×1、音声入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドホン端子×1のほか、USB端子(録画用)、LAN端子を備える。ステレオスピーカーを搭載し、実用最大出力は32V型が6W×2ch。24型は4W×2ch。

消費電力と年間消費電力量は、32V型が49W(待機時0.4W)で44Wh/年、24Vが39W(待機時0.4W)で37kWh/年。スタンドを含む本体サイズと重さは、32V型が73×17.8×46.3cm(幅×奥行き×高さ)/4.5kg、24V型が55.3×14.3×35.7cm(同)/3kg。大きな文字で視認性を向上させたシンプルレグザリモコンが付属する。

  • REGZA S24シリーズ

    付属のシンプルレグザリモコン