1月7日から1月10日まで開催された家電・テクノロジー見本市「CES 2020」では、世界各国から多種多様なデジタル製品や先端テクノロジーが集まっていた。ここではその中から、筆者が会場で見つけて気になったモノを写真で紹介する。

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ガーミン、前方・車内を同時録画するドライブレコーダー

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    前方・車内を同時録画できる、ガーミン「Dash Cam Tandem」。価格は299.99ドルで、ガーミンの英語サイトでは既に販売中だ

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    「Dash Cam Tandem」の背面。映像はmicroSDカードに記録する

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    1440pのフロントカメラは車外をとらえ、「Clarity HDR」機能が利用できる

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    車内をとらえるリアカメラは720p

世界最小のクリプシュ完全ワイヤレスイヤホン「T10」

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    世界最小をうたうクリプシュの完全ワイヤレスイヤホン「T10 True Wireless smart earphones」(マクラーレンコラボモデル)

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    T10は小型のBAドライバーや、ノイズキャンセリング機能を搭載し、6時間音楽を聴けるという。2020年秋に米国で649ドルで発売予定

真紅のファーウェイ完全ワイヤレス、画面が曲がるスマホも

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    ファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 3」。真紅のカラーバリエーションが展示されていた

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    FreeBuds 3は耳をふさがないオープンフィット型で、ノイズキャンセリング(NC)機能も搭載している。このモデルは下端の端子までほぼ真紅のカラーをまとっていた

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    ファーウェイブースでは発売中のスマートフォン「P30 Pro」のタッチ&トライコーナーを中心に、既存製品を多数展開。目立った新製品は見かけなかった

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    世界初の5G対応フォルダブル(折りたたみ)スマートフォン「Mate X」のコーナーには多数の来場者が訪れ、手に取って使用感を試していた

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    「Mate X」の液晶を外に向けて折りたたんでいるところ

CES初出展の京セラブース、5Gスマホのモックアップ発見

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    京セラブースで展示されていた5Gスマホのモックアップ。残念ながら稼働はしなかったが、外観はTORQUEブランドのタフネススマホ風で分厚く頑丈そうなデザインだった

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    5Gタブレットのモックアップ。他にも法人用途で設計された5G端末のモックアップを複数展示していた

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    5G対応ルーターのコンセプトモデル。右端は、ドックにルーターを載せたイメージ

8K時代に向け、超高速HDMI 2.1ケーブルの認証プログラム開始

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    テレビやモニターの接続端子などでおなじみの「HDMI」規格の業界団体、HDMI Licensing Administrator, Inc.(HDMI Forum認定代理業者)が出展。CES 2020にあわせて、8Kを含む「HDMI 2.1」をサポートした、新たな「Ultra High Speed HDMI」に対応するケーブル認証プログラムを発表していた

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    アストロデザインとパナソニック、シャープの8K対応機器や8Kコンテンツを使った展示

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    HDMI 2.1とは関係ないが、プレイステーション クラシックやメガドライブミニなどの様々な復刻レトロゲーム機が、HDMI端子を載せていることをアピールする「Retro Gaming with HDMI Technology」という展示もあった

日本発、“聴きたい音が聴ける”聴覚サポートデバイス「αble」

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    日本のスタートアップ企業、freecleが手がける聴覚サポートデバイス「αble」(エイブル)。同社が開発した聴力サポートアプリ「αble EQ」と組み合わせて使う

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    αble EQアプリの画面。アプリ内で行った聴力テストを元に、ユーザーの聴力に合わせた「最適な聴き心地」を提供する。このアプリは上記のαbleデバイス以外に、手持ちの有線イヤホンやワイヤレスイヤホンでも利用可能だ

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    αbleを使ったイメージ動画。これによると、αbleデバイスに搭載したマイクの指向性をコントロールでき、自分が聴きたい音をしっかり拾う「補聴器」のような役割を果たすという

ベルキン、コンパクトなGaN採用USB-C充電器を発表

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    ベルキンはパワー半導体にGaN(窒化ガリウム)を採用した、コンパクトなUSB-C充電器シリーズ「BOOST↑CHARGE USB-C GaN Wall Chargers」3製品を発表。2020年4月発売で、3製品の価格帯は34.99〜59.99ドルだという。写真はUSB-C×1のコンパクトな30Wモデル

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    30Wモデルは裏側のプラグ刃を折りたたんでコンパクトに持ち運べる

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    USB-C×1の60Wモデルは、プラグ刃は固定式で折りたためないようだ

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    USB-C×2の68Wモデル。こちらはプラグ刃を折りたためる

Cerevo、4K対応の「LiveShell」新モデルを予告

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    Cerevoのブースでは、小型ライブ配信機器「LiveShell」の新製品として、4K対応の「LiveShell Meteor」とスイッチャーをビルトインした4K対応「LiveShell Gemini」を参考出展。詳細な続報は、2020年第2四半期に出るようだ

可憐な少女がマッチョなお兄さんに?「Gatebox」

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    エウレカパークのGateboxブースで、衣装替えした「逢妻ヒカリ」(左)と、筋骨隆々の男性キャラクターを使った米国仕様のBtoB向けモデル(右)に出会った。CES Unveiledでも見かけた二人だが、よく見ると逢妻ヒカリの服のデザインがやや異なっていることに気がついた。説明員によると、既存の服に別のカラーや模様を組み込んだもので、将来的には「もう少し刺激的な」新たな服装の投入も考えているとのこと

話題の人工人間プロジェクト「NEON」

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    NEONという企業が出展していた“人工人間”のデモ映像。ブース壁面に張り巡らされた大型ディスプレイで流していた

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    NEONブースで、実際にCGキャラクターに喋らせるデモが行われていた。基盤となるソフトウェアエンジン「Core R3」を用いて、リアルな人間風のCGキャラクターを動かしているようだが、謎も多い。まだ動きはぎこちなく、デモ映像のように動く自然な人間にはほど遠い印象だ。「不気味の谷」を超える日は来るのだろうか

「ポテトの気持ち」を知る?IoTデバイス

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    フランスのスタートアップがエウレカパークに出展していた、じゃがいも(!)と会話するためのIoTデバイス(左)。ナイフ状の電極からアンテナを通じてスマホアプリとじゃがいもが「通信」するのだという。クラウドファンディングサイトのIndiegogoで「Smart Potato」と銘打ち、会話の実現に向けた(?)資金集めを実施中だ

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    スマホアプリを介してじゃがいもに呼びかけているところ(?)。「Hey, Potato」の文字列が見えるが……

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    人の呼びかけに反応したじゃがいも(!?)。CESの公式Twitterアカウントなどで紹介されて話題を呼んだためか、このブースには多数の人々が詰めかけ、謎の人気を集めていた