ピクシブとドワンゴは、各社が運営するサービス「ピクシブ百科事典」と「ニコニコ大百科」の各単語ページにおける2019年のアクセス数にもとづき、今年ネットで最も流行った単語を決定する共同企画『ネット流行語100』を開催すると発表した。アクセス数上位の100単語を公開しており、この中から年間大賞を決定する。

  • 昨年に引き続き「ネット流行語100」が開催される

2018年よりスタートしたネット流行語100は、ネットで最も流行った単語を決定する生放送番組で、昨年はネット視聴者数延べ30万人を記録、Twitterでもトレンド入りを果たすなど話題となっていた。

今年は、本日11月28日に同企画の「ノミネート100単語」を公開、12月15日に該当の単語にゆかりのある人物・団体などを招き年間大賞を発表する。年間大賞とあわせて、2018年と比較してpixivに投稿が増えたタグ(単語)の中から選ぶ「pixiv賞」、ニコニコユーザーが「今年流行ったと思う単語」をアンケートで選ぶ「niconico賞」も決定する。

ノミネートした単語はすべて、2019年1月1日~11月18日の期間に、「ピクシブ百科事典」「ニコニコ大百科」両サービスの各単語ページにおけるアクセス数の合算値が多かった上位単語を選出したという。世間でよくある「審査員の個人的な趣味や主張」によらない選出であることには好感が持てる。

  • ノミネートした100単語。大人気の鬼滅の刃で、1人だけノミネートしていない柱を見つけてしまったような気がしないでもない

2019年の単語を見てみると、アニメ化を機にコミックス単行本の売上が10倍界王拳し「今年はもしかしてワンピースより売れた?」と話題の「鬼滅の刃」に関するものがかなり目立つ。ジョジョ人気も根強いようで、プロシュート兄貴のノミネートも確認した。とはいえキャラクターの名前があまりに多く「流行語とは?」と考えさせられるが、そんなこと誰も言ってない「シャミ子が悪いんだよ」といったネットならではのものや、「令和」もちゃんとエントリーしているので安心して欲しい。