GIGABYTEはCOMPUTEX TAIPEI 2019にて、水冷CPUクーラー「AORUS LIQUID COOLER 280」および「AORUS LIQUID COOLER 240」、空冷CPUクーラー「AORUS ATC800」を展示した。

AORUS LIQUID COOLER 280および同240は、簡易水冷キットで製品名どおり140mm×2面の280mmサイズ、120mm×2面の240mmサイズのラジエータを採用している。RGB LEDファンを搭載するのは、最近の簡易水冷のトレンドでもあるが、ヘッド上のポンプ部分に直径60mmのLCDパネルを搭載し、情報やアニメーションを表示できる。

  • 240mmサイズと280mmサイズの「AORUS LIQUID COOLER」

  • LCDパネルを搭載。ポンプ部の造形もユニーク

LEDイルミネーションやLCDパネルに表示する情報は同社の統合ユーティリティ「RGB Fusion」から設定可能だ。そのほかマザーボードやグラフィックスカード、メモリ、ゲーミングデバイスといった、ほかのLED搭載AORUSデバイスと同期できる。

  • 同社ユーティリティで表示情報やRGB LEDを設定・制御できる。GIFアニメーションにも対応しているとか

  • 実際に組み込まれたデモの様子

対応ソケットは、Intel LGA115xや2066/2011/1366、AMD Socket AM4/TR4などで、主要なものをカバーしている。

空冷CPUクーラーの「AORUS ATC800」は、6本の6mmヒートパイプに120mm角ファン×2基を組み合わせる大型ヒートシンク搭載モデル。対応するCPUのTDPは最大200W。RGB LEDファンを採用するとともに、トップにも光るAORUSロゴを備えている。また、ロゴ横の5連のLEDはCPU温度や回転数のインジケータとなっている。対応ソケットは、LGA115x/2066/2011/1366、Socket AM4/M3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1。

  • 120mm角ファン×2、6mmΦヒートパイプ6本のダイレクト接触型を採用するAORUS ATC800

  • RGB LEDファンのイルミネーションに加え、トップにAORUSロゴとインジケータを備える