10月30日、東京は秋葉原のe-sports SQUARE AKIHABARAにて、「マウスコンピューター ドン勝ハロウィンナイト」が開催されました。

  • マウスコンピューターとしては初となる、オープン参加のゲーム大会「ドン勝ハロウィンナイト」は大盛況!

“ドン勝”というのは、PC用のFPSゲーム『PUBG』(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)で勝利することを意味しており、つまり今回はPUBGのゲームイベントです。PUBGは孤島に数十人のプレイヤーが放り込まれ、現地で取得した武器を使って、最後のひとりになるまで戦うバトルロイヤル的なゲームです。今回のイベントは4人一組のチーム戦SQUAD、2人一組のDUO、1人で戦うSOLOの3試合が行われ、勝利者にはマウスコンピューターから豪華景品が授与されました。

  • 会場の様子。これだけのPCをずらっと並べられるのも、eスポーツ施設ならでは

  • 普段はオンラインで『PUBG』を楽しんでいるプレイヤー同士が、肩を並べてプレイできるだけでもかなり楽しい様子

  • さすがハロウィンナイト。仮装をしながら『PUBG』です

ハロウィンナイトと銘打っていることもあり、参加条件にハロウィン仮装が必要となっています。ゲーム大会と同時に仮装コンテストも行い、仮装コンテストの上位3名にもマウスコンピューターから豪華景品が贈られます。仮装コンテストは、当日に参加した選手や観覧者などに配られたシールを、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」で撮影&プリントしたものに貼り付け、シールの多さで順位が確定します。

ハロウィン仮装以外に『PUBG』のアカウントがあることが参加条件でしたが、腕前やプレイ歴は関係なし! 基本、誰でも参加できるイベントで、eスポーツの一角を垣間見られる貴重な機会でした。

  • 司会者や実況、解説の皆さんハロウィン仮装で登場

  • 会場に居たハロウィン仮装をした参加者、来場者

大会の様子はストリーミング配信されており、実況にはeスポーツキャスターのシンイチロォ氏、解説にはDetonatioN GamingのSUMOMOXqX選手、そして司会はDetonatioN GamingのNigongoさんが務めていました。

会場のe-sports SQUARE AKIHABARAは、ハロウィン一色に飾られており、提供されるフードもハロウィンと『PUBG』をイメージしたもの。食べ放題・飲み放題でも参加費が無料。参加者の皆さんはゲームをプレイしながら料理とお酒を楽しんでいました。

  • ジャックオーランターンを模したサーモン巻きおにぎりとオバケチーズがのったおにぎり

  • ドン勝と言えばカツ丼。大皿一杯に乗せられたカツ丼はかなりの迫力

  • ゴーストとコウモリチーズがのったピザ

  • フルーツ盛り。メロンとパイナップルのランタンがすばらしいできばえ

  • ゴーストやスカル、ジャックオーランターンがふんだんに盛り込まれたチョコケーキ

最初の試合はSQUAD戦。今回の参加者全員がランダムで4人一組のチームに割り振られ、最後まで勝ち抜いたチームの勝利です。急造チームなので、いかに音声チャットでコミュニケーションを取りながらプレイするかが勝利の鍵。

結果は、SenNoRikyu選手がドン勝を獲得しました。勝利した4人には、ゲーミングキーボードがそれぞれ贈られました。

次のDUO戦は、Dhianblue選手とSuketyobin選手のペアが勝利。賞品として、2人はゲーミングディスプレイをゲット。

  • 会場に設置されていたのは、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のデスクトップPC

そしてメインであるSOLO戦は、なんとSQUAD戦でドン勝つを獲得した、SenNoRikyu選手が再びドン勝つ。狭く、遮蔽物の少ないステージを戦い、最後は一騎打ち状態の中、不利な状況から一気に攻め入り、ドン勝を得ました。

優勝賞品はなんと、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」からゲーミングデスクトップPCです。SenNoRikyu選手はひと晩にして、ゲーミングPCとゲーミングキーボードをまとめて獲得しました。

  • SQUADの優勝チームを代表しSen_No_Rikyu選手がゲーミングキーボードの目録をゲット

  • DUOの優勝者はSuketyobin選手(写真左)とDhianblue選手(写真右)

  • SOLOの優勝者はSen_No_Rikyu選手。ゲーミングデスクトップPCを獲得とはうらやましすぎる……

そして、PUBGをプレイしたことがない人も、すてきな賞品をゲットできるハロウィン仮装コンテストの結果発表です。

3位は、PUBGのキービジュアルで登場しているキャラクターに扮したRyugu-Nuko選手。ヘルメットやシャツ、銃、フライパンなど小道具もそろえ、見事な完成度で受賞です。賞品はSQUADの優勝賞品と同じゲーミングキーボードでした。

  • ハロウィン仮装の参加者はチェキで写真を撮影。この写真に投票シールを貼って、シールの数で勝敗が決まります

2位は、「Chicken Dinner」のTシャツとニット帽を着こなしていたmikanono08選手。ちなみに「Chicken Dinner」とは、ドン勝の元になった言葉で、ポーカーで勝ったプレイヤーにディーラーが贈った言葉といわれています。賞品はDUOの優勝賞品と同じゲーミングディスプレイでした。

そして優勝したのは、迷彩服の一種であるギリースーツを全身にまとい、もはや誰だか判別不能のShianblue選手! Shianblue選手はDUO戦で優勝しており、こちらもひと晩でゲーミングPCとゲーミングディスプレイの両方を獲得することに。ギリースーツはAmazonで購入したそうです。

  • 仮装コンテスト3位のRyugu-Nuko選手

  • 仮装コンテスト2位のmikanono08選手

  • 仮装コンテスト優勝のShianblue選手

eスポーツと聞くと、プロ選手が最高峰の技術によって、技量を競い合うイメージがあるかとも思います。でも、例えば野球も、プロ野球があれば高校野球もあり、草野球もあります。eスポーツも同じように、プロがしのぎを削る大会もあれば、ゲーム好きが集まるイベントもあります。

今回の「ドン勝ハロウィンナイト」は、PUBG好きが集まったみんなが楽しめるイベントとなったのではないでしょうか。PUBGという戦いのゲームを題材にしていますが、東京某所のハロウィン騒ぎと比べれば、はるかに健全で楽しいだけのイベントです。これも、eスポーツ、ゲームならではと改めて感じました。