キヤノンは7月30日、新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたプロジェクト「写真新世紀」の2018年度における受賞者を発表した。受賞者の作品は、2018年10月27日から2018年11月15日まで、東京都写真美術館の「写真新世紀展 2018」にて展示される。以下は、「写真新世紀」の2018年度で優秀賞を受賞した7作品。

  • 写真新世紀

    内倉 真一郎氏「Collection」

  • 写真新世紀

    岡田 将氏「無価値の価値」

  • 写真新世紀

    佐々木 香輔氏「Street View」

  • 写真新世紀

    ソン・ニアン・アン氏「Hanging Heavy On My Eyes」

  • 写真新世紀

    デレク・マン氏「What Do You See, Old Apple Tree?」

  • 写真新世紀

    別府 雅史氏「2011-2018」

  • 写真新世紀

    山越 めぐみ氏「How to hide my Cryptocurrencies」

「写真新世紀展 2018」で展示されるのは、2018年度の「写真新世紀」で1,992名(組)の応募者から選ばれた、優秀賞7作品と佳作12作品。なおグランプリは2018年11月2日に東京都写真美術館にて、優秀賞に選ばれた7作品から決定する。

開館時間は10時から18時まで(木曜日、金曜日は20時まで、毎週月曜日は休館)、入館料は無料だ。東京都写真美術館では、2018年度の「写真新世紀」における優秀賞、佳作の受賞者を招いたトークイベントや、写真評論家の清水穣(しみずみのる)氏を招いたトークショーなどを実施する予定。イベントによっては事前予約が必要だ。

このほか東京都写真美術館では、2017年度の「写真新世紀」でグランプリを受賞したトロン・アンステン氏とベンヤミン・ブライトコプフ氏による新作個展「Another man's floor」も開催される。開催期間は「写真新世紀展 2018」と同じく、2018年10月27日から2018年11月15日まで。