SNKは5月10日、SNKブランド40周年を記念し、ゲーミングプラットフォーム「NEOGEO」が誇る40タイトルのゲームが遊べるコンパクトゲーム機「NEOGEO mini」を発表した。本体はアーケード筐体をモチーフにしたデザインで、3.5インチ液晶を内蔵する。収録タイトルや発売時期、価格などは今後発表予定。
NEOGEOは、1990年にSNKが生み出したアーケードー用ゲーム機および、家庭用ゲーム機のプラットフォーム。ソフトウエアを基板ではなくROMカセット化することで、本体はそのままに稼働させるゲームを自由に交換できたのが特徴。家庭用ゲーム機版でもアーケード版と同じソフトウエアを使用していたため、自宅でもアーケードと同じゲーム体験が得られた。
2012年には公式ライセンス製品として、ポータブル型の「NEOGEO X」も展開していたが、NEOGEO miniはSNK自らによる企画となるようだ。
そのNEOGEO miniは、NEOGEOで人気を博したタイトルを手軽に遊べるコンパクトなゲーム機となる。ジョイスティックや4ボタンを搭載したアーケード筐体をモチーフにしたデザインにより、当時の気分を味わいながらゲームを楽しめる。
カラーバリエーションとして、日本とアジア地域で販売された日本版と、北米や欧州で販売された海外版の2種類を用意する。搭載する3.5インチ液晶により単体でも遊べるほか、HDMI端子によりテレビなどの大画面に映像を出力することもできる。コントローラーも接続可能だ。
本体サイズは、W135×D108×H162mmで重量が600g。接続端子が、HDMI、ヘッドホン端子、外部コントローラー端子×2。