ピクセラは3月28日、スマートホームハブ向けブランド「PIXELA」において、「新4K8K衛星放送」に対応したテレビチューナー「PIX-SMB400」を発表した。2018年10月初旬に発売する。販売価格は30,000円未満を見込む。OSとしてAndroid TVを搭載し、インターネットに接続することでYouTubeやNetflixなども楽しめる。

  • テレビチューナー「PIX-SMB400」

    PIX-SMB400

2018年12月にBS・110度CSで始まる新4K8K衛星放送は、総務省が推進する新たな放送規格で、デジタルハイビジョン放送(解像度は1,440×1,080ドット)よりも高精細で美しい4K映像(3,840×2,160ドット)や8K映像(7,680×4,320ドット)に期待が持たれている。

ただし、新4K8K衛星放送は、従来の衛星放送とは規格が異なるため、通常の4Kテレビでは受信できない。そこで、PIX-SMB400をテレビにつなぐことで、新4K8K衛星放送の4K放送を見られるようになる。別途、4K映像を表示できるテレビと、新4K8K衛星放送に対応したBS・110度CSアンテナが必要だ。また、PIX-SMB400で8K放送は受信できない点に注意。

  • テレビチューナー「PIX-SMB400」

    4K衛星放送を楽しめる

PIX-SMB400が対応する受信放送波は、地上デジタル、BS・110度CSデジタル、新4K8K衛星。本体サイズはW230×H44×D137mm、重量は約425g。インタフェースはHDMI(Type-A、HDCP 2.2対応)×1、USB Type-A×1、有線LAN×1、アンテナ端子×1。パッケージには、リモコン、ACアダプタ、HDMIケーブルが付属する。