CP+では、カメラ本体や交換レンズだけでなく、三脚やカメラバッグなどのアクセサリーも来場者の注目を集めています。今回は、会場で実際に触れて魅力的だと感じたアクセサリーを集めてみました。
プロダクトデザイナーの半杭誠一郎氏がデザインしたインダストリアのカメラストラップ「バンジーシステムストラップ」は面白くて実用性も高いストラップだと感じました。ストラップにラバーが仕込んであり、取り付けたカメラの重量を吸収して疲れを感じさせない作りになっています。フック部分が簡単に脱着でき、カメラストラップだけでなくサコッシュなどさまざまな展開ができるようになっています。高級感のある造りは「さすが!」と思わせる仕上がりでした。
世界から集めたさまざまなカメラ用品を日本で販売している銀一のブースでは、個性的なカメラバッグで注目を集めるPeakdesign(ピークデザイン)のカメラアンカーシステムのスペシャルバージョンがお披露目されていました。カメラアンカーシステムは、ストラップを簡単に脱着するための機構で、気分に合わせてさまざまなストラップを入れ替えられることで注目を集めています。今回のスペシャルバージョンは、銀一の創業60周年を記念したスペシャルカラーで、近日発売予定とのことでした。
ストラップでは、スリング(赤ちゃんの抱っこひも)から着想を得て開発された幅広タイプのカメラストラップ「サクラカメラスリング」も優れた製品だと感じました。すでにカメラ量販店などで販売が始まっており、女性を中心に人気を集めています。今回のCP+では、さまざまな柄のカメラスリングがオリンパスのミラーレス一眼「PEN E-PL9」に装着され、同社のブースで展示されていました。特に、発案者の杉山さくらさんみずからブースに立ち、さまざまな柄があるカメラスリングを直接コーディネートしてくれたのが好印象でした。