米Appleは9月19日 (現地時間)、Apple TV用OSの新メジャーバージョン「tvOS 11」の提供を開始した。
tvOS 11は、iOS 11と同様、新世代のビデオコーデック「H.265/HEVC」と画像圧縮形式「HEIF」をサポート、Metal 2、Core MLフレームワークに対応する。
昨年ホーム画面やメニューの背景を暗くする「ダーク」モードが追加されたが、tvOS 11では夜間は「ダーク」モード、明るい昼間は「ライト」モードというように自動的に切り替える設定も選べるようになった。
複数のApple TVを所有していたら、iCloudを通じてホーム画面やアプリを同期することが可能。また、iCloudアカウントに登録されているAirPodsのペアリング情報がApple TVにも同期されるようになった。同じApple IDアカウントで使用するiOSデバイスでペアリング済みなら、Apple TVにおいてBluetoothのアクセサリとしてペアリング設定することなく、オーディオ出力デバイスとしてAirPodsを選択できる。
また、Apple TVでも対応アプリで「Appのバックグラウンド更新」を利用できるようになった。アプリを使用していない時に、バックグラウンドで新しいコンテンツの確認やデータのリフレッシュなどを行う機能。ポッドキャストの新エピソードのダウンロードなど、バックグラウンド更新によって、いつでもすぐにアプリを利用できる状態が保たれる。