YouTubeは9月7日、ライブ配信モードで「超低遅延」を設定できるようになったことを発表した。超低遅延モードを有効にすると、ライブ配信における動画の配信遅延が数秒まで短縮される。
リアルタイムで活発にやり取りをする場合に適しており、たとえばゲームの実況中、これまでより早くファンの質問に答えたり、視聴者のメッセージを読んだりできる。なおこの設定では、DVR、1440p、4K解像度を利用できない。
ライブ配信モードは超低遅延のほか、「通常の遅延」「低遅延」がある。通常の遅延モードは、視聴者とのやり取りを行わない場合に推奨されており、4Kを含めたすべての解像度とライブ機能を使える。低遅延モードは、ほぼリアルタイムでやり取りを行う時に適しているが、4K解像度をサポートしていない。
またiOSの「ReplayKit」機能(スマホの画面を録画できる機能)に対応しているアプリから、YouTubeへ直接ライブ配信が可能となった。これにより、ReplayKitに対応しているゲームアプリの実況中継をYouTubeへ配信できる。