日本エイサーは27日、開発者向けのMR(Mixed Reality:複合現実)ヘッドセット「Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション」の出荷開始を2017年8月28日と発表した。同社は27日12時に同ヘッドセットの予約販売を再開したが、27日12時30分時点で売り切れが確認されている。

2017年5月末から開催されたイベント「COMPUTEX TAIPEI 2017」のMicrosoftブースで展示された「Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション」

Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション」は、Microsoftの複合現実技術「Windows Mixed Reality」に対応したヘッドマウントディスプレイ。日本では2017年5月23日に予約を開始したが、"予想を上回る反響と予約台数"があったとして、10日足らずの5月31日で予約が打ち切られていた

同社に確認したところ、27日12時の再販開始から10分で売り切れたという。用意数は非公開だが「多くはなかった」とのこと。価格は税込40,000円。なお、出荷時期は従来"2017年8月以降"とされてきたが、2017年5月に予約販売した初回分と今回の再販分ともに、出荷開始が2017年8月28日となることが明かされた。製品の詳細はニュース記事(「Acer、Windows Mixed Realityに対応した開発者向けHMDの予約受付を開始」)に詳しい。

Acer Windows Mixed Reality Headset デベロッパーエディション

28日17時30分追記 売り切れまでの時間について、掲載当初は日本エイサーに確認したところ「4分」とのことでしたが、その後「10分」との連絡があったため、該当部分を修正しています。