パナソニックは7月20日、炊飯器「SR-JW057」「SR-JX057」を発表した。発売は9月1日で、価格はオープン。推定市場価格はSR-JW057が80,000円前後、SR-JX057が60,000円前後(全て税別)だ。SR-JX057は、50代・60代をメインターゲットとした「Jコンセプト」の新製品となっている。
SR-JW057には、パナソニックの最上位機種に採用している「Wおどり炊き」機能を3合炊きで初めて搭載。米ひと粒ひと粒に熱を伝えることでかまど炊きのおいしさを目指したという。さらに、炊飯工程後半の追い炊き時に加圧して釜内を高温下する「加圧追い炊き」も採用。米の芯までしっかりと熱を伝え、もちもちとした食感と甘みを引き出す。
炊飯コースでは「おこわ」コースを新搭載。これは、もち米の特性にあわせてゆるやかに加熱して炊き上げるコース。赤飯を炊く場合、従来機では下準備の「ざる上げ」の時間も含めて約75分かかっていたが、新製品では約50分で炊ける。また、炊き込みご飯は3合まで炊飯できる。
下位機種のSR-JX057には、従来機と同様「可変圧力おどり炊き」を採用。加えて「加圧追い炊き」と「おこわ」コースを新たに搭載した。
本体サイズと重量は、SR-JW057がW24.3×D30.7×H20.8cm / 5.1kg。SR-JK057がW24.3×D30.7×H19.1cm / 4.7kg。
3.5合炊きの「SR-KT067」
同時に、3.5合炊きの「SR-KT067」も発表した。発売は11月1日。価格はオープン、推定市場価格は22,000円前後(税別)。SR-KT067は、タッチキーとガラスパネルを採用し、洗練されたデザインを実現。天面の凹凸がないのでお手入れもしやすいという。
内釜の内面には備長炭入りコーティングを施したほか、厚みを従来から約30%アップの2mmにした。2段IHとふたヒーター、側面ヒーターで包み込むように加熱することで、ふっくらとおいしいご飯を炊く。本体サイズはW25.1×D30.8×H20.2cm、重量は4.2kg。白米は3.5合まで、炊き込みご飯は3合まで炊飯できる。