ニコンイメージングジャパンは16日、水深30mまでの防水性能を備えるコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX W300」を発表した。オレンジ / イエロー / カムフラージュの3色を用意。6月30日から発売する。価格はオープン。直販サイト「ニコンダイレクト」の販売価格は48,600円(税込)。
水深30mまでのIPX8防水性能、高さ2.4m落下の耐衝撃性能を備えるタフネスモデル。-10度までの耐寒性能やIP6X防塵性能も備えた堅牢ボディは、本格的なアウトドアシーンで活用できるとしている。
撮像素子には、有効画素数1,605万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。レンズは、焦点距離は24mm相当~120mm相当(35mm判換算)で、光学5倍ズームのNIKKORレンズだ。5軸ハイブリッド手ブレ補正「VR」機能の搭載で、水中などの暗い場所でもブレを効果的に低減する。
新たに、4K UHD / 30pの動画撮影をサポートしたほか、撮影した動画を早送り動画として記録する「スーパーラプス動画」にも対応。明るさが安定しない水中でもきれいに撮影できるAEロック機能も搭載した。
シャッターボタンは押しやすさを考慮したデザインに変更され、新たにLEDライトボタンを装備。暗い場所での撮影時に手元を確認しやすくなった。内蔵の電子コンパス / 気圧計 / 高度計 / 水深計などにより、日時 / 位置情報 / 高度 / 水深 / ロググラフなどを表示する「アクティブガイド」機能も搭載する。
主な仕様は、撮像素子が1/2.3型原色CMOS、レンズの開放F値がF2.8~F4.9、レンズ構成が10群12枚(EDレンズ2枚)、対応感度がISO125~ISO6400。背面のディスプレイは約92万ドット / 3型の液晶方式。記録メディアは内蔵メモリ(約99MB)のほか、SDXCメモリーカードが利用可能。記録形式は静止画がJPG、動画がMP4(H.264)、動画の記録画素数は最大3,840×2,160ドット / 30fps。
通信機能はIEEE802.11b/g無線LANと、Bluetooth 4.1に対応。電源は充電池「EN-EL12」を使用する。撮影枚数は、静止画が約280枚、動画撮影時間が約1時間。本体サイズは約W111.5×D29×H66mm、重量は約231g(電池およびSDメモリーカード含む)。