1万円を割る安価なRyzen用マザー
A320チップセットを搭載する安価なRyzen用マザーボードが登場、発売となっている。A320は最初に発売されたX370/B350の下位チップセットになり、オーバークロックをサポートしないのが大きな違い。バランス的にはRyzen 5でもオーバースペック気味であるが、一番下の1400あたりとの組み合わせなら悪くないかもしれない。
ASRockから発売された「A320M」は、シンプルな構成のマイクロATXモデル。グラフィックス出力端子が無く、グラフィックスカードの使用が前提となるものの、価格は8,500円前後と非常に安い。一方、GIGABYTEの「GA-A320M-HD2」はより多機能な仕様になっており、価格は10,000円前後だ。冷却機能「Smart Fan 5」も備えている。
第2世代PolarisのRadeon RX 500
AMDから新型GPU「Radeon RX 500」シリーズが発表、搭載グラフィックスカードが各社から一斉に発売された。第1弾として登場したのは、最上位のRX 580/570を搭載するカードだ。製造プロセスは従来のRX 480/470と同じ14nm。ストリームプロセッサ数も変わらないため、従来の"高クロック版"と見ていいだろう。
ASUSの「ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING」。2.5スロット厚の大型クーラーを搭載する |
PowerColorの「AXRX 580 8GBD5-3DHG/OC」。選別された特別限定モデルとのこと |
今回、発売が確認できたRX 580カードは以下の通り。すべてオーバークロックモデルとなっており、定格の1340MHz(ブースト時)から高速化されている。
メーカー | 型番 | クロック | メモリ | 価格 |
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Sapphire | SA-RX580-8GD5N+001 | 1411MHz | 8GB | 37,500円前後 |
SA-RX580-8GD5PL001 | 1366MHz | 8GB | 35,500円前後 | |
SA-RX580-4GD5PL001 | 1366MHz | 4GB | 30,024円前後 | |
GIGABYTE | GV-RX580AORUS-8GD | 1380MHz | 8GB | 39,000円前後 |
GV-RX580AORUS-4GD | 1380MHz | 4GB | 32,500円前後 | |
ASUS | ROG-STRIX-RX580-O8G-GAMING | 1380MHz | 8GB | 45,500円前後 |
PowerColor | AXRX 580 8GBD5-3DHG/OC | 1425MHz | 8GB | 35,618円(BUY MORE) |
AXRX 580 8GBD5-3DH/OC | 1380MHz | 8GB | 36,000円前後 |