ニコンイメージングジャパンは4月12日、ニコンDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ「D7500」を発表した。6月の発売を予定しており、価格はオープン。ニコンダイレクトにおける直販価格はボディ単体が159,300円、「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属する18-140 VRレンズキットが199,800円 (ともに税込)。

ニコン D7500 (18-140 VRレンズキット)

D7500は、有効2,088万画素のニコンDXフォーマット (APS-Cサイズに相当する) CMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラだ。画像処理エンジンには、ニコンDXフォーマットのフラッグシップモデル「D500」と同じ「EXPEED 5」を採用。常用感度はISO100~51200で、拡張でLo 1 (ISO 50相当)までの減感や、Hi 5 (ISO 1640000相当) までの増感にも対応する。連写性能は最高約8コマ/秒。14bit記録のロスレス圧縮RAWで50コマ、JPEGでは100コマまでの連続撮影が行える。

測光センサーにもD500と同じ「180KピクセルRGBセンサー」を採用。AFやAE、オートホワイトバランスなどの精度が向上している。51点AFシステムも搭載し、グループエリアAFでは5点のAFポイントで被写体を捕捉する。

動画に関しては、3,840×2,160ドット/30pの4K撮影に対応。最長記録時間は29分59秒、記録形式はMP4、タイムラプス機能も備えている。ボディの設計は、高剛性炭素繊維複合材料を用いたモノコック構造。液晶モニターはチルト動作とタッチ操作が行える。スマートフォンとの常時接続機能「SnapBridge」にも対応する。主な仕様は以下の通り。

  • マウント : ニコンFマウント
  • 撮像素子 : 有効2,088万画素 ニコンDXフォーマットCMOSセンサー
  • 画像処理エンジン : EXPEED 5
  • シャッタースピード : 1/8,000~30秒
  • 感度 : ISO100~51200
  • AFポイント : 51点
  • ファインダー : 視野率 100%、倍率 約0.94倍
  • 液晶モニター : 3.2型、約92.2万ドット
  • 記録メディア : SD/SDHC/SDXCメモリーカード
  • 通信機能: Wi-Fi (IEEE802.11b/g)、Bluetooth 4.1
  • 本体サイズ : W135.5×H104×D72.5mm
  • 重さ : 約720g (バッテリーとメモリーカード含む)、約640g (本体のみ)