オリンパスは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を11月下旬に発売する。希望小売価格は税別175,000円。
同製品は35mm判換算で24-200mm相当のズームレンズ。ボディー内手ぶれ補正機構とレンズ内手ぶれ補正機構を協調させて補正効果を拡大する「5軸シンクロ手ぶれ補正」技術により、世界最強を謳う6.5段の補正性能を実現(ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M1 Mark II」使用時)。また、クリアな描写を可能とするコーティング技術「Z Coating Nano」を採用し、逆光などの撮影でゴースト、フレアを大幅に低減している。さらに、レンズ先端から最短1.5cm(最短撮影距離15cm)の接写に対応し、広角12mmでの最大撮影倍率0.3倍(35mm判換算0.6倍)を確保。加えて、12箇所の密封シーリングによる防塵防滴機構を装備し、OM-Dシリーズの防塵防滴/耐低温ボディーとの組み合わせにより、厳しい撮影環境にも対応する。
レンズ構成は、DSA(大偏肉両面非球面)レンズ1枚、スーパーHR(超高屈折率)レンズ2枚、HR(高屈折率)レンズ1枚、EDレンズ5枚、非球面レンズ3枚の特殊レンズを含む11群17枚。絞り開放値はF4.0。最短撮影距離は0.15m(Wide)/0.45m(Tele)、最大撮影倍率は35mm判換算で0.6倍相当(Wide)/0.42倍相当(Tele)となっている。
本体のほか、レンズキャップ「LC-72C」、レンズフード「LH-76B」、レンズケース 「LSC-0914」などが付属。さらに、別売でプロテクトフィルター 「ZUIKO PRF-ZD72 PRO」を用意している(既に販売が始まっており、希望小売価格は税別8,000円)。