AppleはApp Storeにて、プログラミング言語Swiftを学ぶことができるiPad向けアプリ「Swift Playgrounds(スウィフト・プレイグラウンド)」の提供を9月14日より開始した。iOS 10を搭載したiPadで利用が可能となっている。価格は無料。

App Storeで無料で提供されている「Swift Playgrounds」

Swift Playgroundsは、現在のアプリ開発で実際に使用されているプログラミング言語を使いながら、インタラクティブなインターフェイスを通じてプログラミングの概念を学ぶことができるアプリ。アプリ上に用意されたレッスンでは、命令の出し方、関数の作り方、ループの使い方、条件付きコードや変数などの概念を、キャラクターを動かすことを通じて理解していく。同社では、ユーザーが新しい知識を身につけられるよう定期的に新しい課題を追加する。

また、Swift Playgroundsはアプリのテンプレートも内蔵する。ユーザーが独自にグラフィックやインタラクションを追加して簡単にプログラムを構築することが可能だ。完成したプログラムはメールやメッセージで送ったり、Web上でシェアもできる。さらに、Xcodeのダイレクトな読み込み/書き出しにも対応し、iOSやMac用のアプリケーションも作成が可能となっている。

対応機種はiPad AirとiPad Pro各機種およびiPad mini 2以降。iOS 10以降が必要となる。

アプリの機能を紹介するコンテンツ(英語)