フィリップス ライティングは6日、IoTスマート照明「Philips Hue」シリーズの新製品として、バッテリー内蔵の「Philips Hue Go」、テープ型照明「Philips Hue ライトリボン プラス」および「ライトリボン プラス エクステンション」を発表した。当日から順次発売する。

Philips Hue Go

Philips Hue Go

バッテリーを内蔵したPhilips Hue Goは、最大で3時間のバッテリー駆動が可能。従来のPhilips Hueと違って、「ブリッジ」を使わずに、Philips Hue Go本体のボタン操作で明かりの色やシーン(7通りのプリセット)を選べるようになった。バッテリー駆動と合わせて、リビング、自室、寝室、アウトドアなど好きな場所へ持っていき、好きな照明色やシーンで利用することを提案する。

Philips Hue Go

アップルの「Apple HomeKit」に対応しており、iOSデバイスのアプリ「Siri」を使って、ユーザーが発する言葉でPhilips Hue Goの照明をコントロールできる。また、スマートフォンやタブレット向けの専用アプリを使うと、Philips Hue Goの色調(1,600万色以上)をワイヤレスで設定可能だ。専用アプリでは、「くつろぐ」や「集中する」といったシチュエーションに合った照明パターンの選択、ルーチン設定(起床時間になったら徐々に明るくなど)、外出先から自宅のPhilips Hue Goをコントロールしたりといった操作も行える。

専用アプリの画面

価格はオープンで、推定市場価格は9,800円(税別)。本体サイズはW150×D150×H80mm、パッケージを含む重量は920g。消費電力は最大6Wで、明るさは300ルーメン(4,000K時)、平均寿命は20,000時間(光束持続率70%)。

Philips Hue ライトリボン プラス、ライトリボン プラス エクステンション

Philips Hue ライトリボン プラス

ライトリボン プラス エクステンション

Philips Hue ライトリボン プラスは、33cmごとにカットして使える「リボン状」のLED照明(長さ2m)。裏面は粘着テープになっており、部屋のさまざまな場所に貼り付けて、明かりによる演出を楽しめる。一方のライトリボン プラス エクステンションは、延長用だ。Philips Hue ライトリボン プラスに対して、1mずつ最大10mまで延長できる。

Philips Hue ライトリボン プラス

両者とも、Apple HomeKitとSeri対応、専用アプリによる各種の操作などは、上記のPhilips Hue Goと同等だ。

Philips Hue ライトリボン プラスの推定市場価格は11,800円(税別)、本体サイズはW12×L2,000×H3mm、パッケージを含む重量は360g。消費電力は最大20.5Wで、明るさは1,600ルーメン(2m、4,200K時)、平均寿命は20,000時間(光束持続率70%)。

ライトリボン プラス エクステンションの推定市場価格は3,400円(税別)。本体サイズはW12×L1,000×H3mm、パッケージを含む重量は100g。消費電力は最大11Wで、明るさは800ルーメン(1m、4,200K時)、平均寿命は20,000時間(光束持続率70%)。