アイ・オー・データ機器は24日、時限消去機能付きUSBメモリを発表した。ラインナップはUSB 2.0対応のPro版「ED-HB16G-TE」と、USB 3.0対応の通常版「EU3-ST-TE」シリーズの3種類。価格は前者が税別45,700円、後者が税別11,200円から。
「時限消去機能付きUSBメモリー」は、データの保管時間・日数を指定すると、指定期間が経過すると自動的にデータ消去を行うUSBメモリ。データはあらかじめ設定されている、時限・日数別のフォルダに、ドラッグ&ドロップで保存する。保存期間、日数のフォルダは、24時間/48時間/72時間/1週間/2週間/1カ月/3カ月/6カ月/1年を用意。任意で時限・日数フォルダを作成することはできない。
時限・日数ファイルに保存されたデータはOSから見えない領域となるため、添付の専用エクスプローラ「EasyDiskTimerPro」で閲覧可能。製品内にはOSから閲覧できる通常の領域も用意されており、その部分に保存したデータに関しては、通常のUSBメモリと同じように閲覧、編集などが行える。
USB 2.0対応のPro版「ED-HB16G-TE」では、本体に0~9までの数字ボタンが搭載され、データへのアクセスに本体の数字ボタンによるパスワード認証が必要。また、データの保存時、Office文書はPDFに、画像ファイルはJPEGデータに自動変換され、データ編集できない形で保存される。また、専用エクスプローラー内での操作がログで保存される。
対応ファイルはPDF、Word / Excel / PowerPoint(保存時にPDF変換)、jpg / jpeg / png / bpm / dib / tif / tiff / gif / wmf / emf(保存時にJPEG変換)。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。容量は16GB。本体サイズはW20.0×D80.0×H10.5mm、重量は約26g。
USB 3.0対応の通常版「EU3-ST-TE」シリーズでは、データの自動変換はPDFのみ対応となり、使用ログ収集機能は非搭載となる。容量は4GB / 8GB / 16GBの3種類で、税別価格は4GBが11,200円、8GBが税別17,000円、16GBが税別22,700円。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10。本体サイズはW18.4×D58.2×H9.4mm、重量は約9g。